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地域包括支援センター通信

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岩手県洋野町

■大切な財産や権利を守る「成年後見制度」を知っていますか?
「成年後見制度」とは、後見人(弁護士・社会福祉士など)が代理で契約行為や財産管理をすることで、認知症や精神障がいなどによって判断能力が不十分な人の財産や権利を守るための制度です。

◇成年後見人は、どんなことをしてくれるの?
Q.「1人で暮らす認知症の母。最近、お金のやりくりがうまくできなくなってきて心配です」
A.「成年後見人がご本人の預貯金を管理して、計画的な収支で生活を支援します」
Q.「施設に入所したいが身寄りもないし、介護サービスの手続きも複雑で困っています。万が一、入院することになったらどうしよう…」
A.「成年後見人が、施設入所の契約や介護サービスの利用手続きを代理で行います。
また、入院に関する手続きも代理で行います(手術や延命措置などの医療行為への同意はできません)」
Q.「認知症になった父。不動産が父の名義だけど、勝手に手続きができなくて困っています」
A.「成年後見人が、ご本人名義の不動産を管理したり、遺産分割の手続きを行います」

◇成年後見制度の利用は誰に相談すればいいの?
成年後見制度を利用するためには、家庭裁判所に申立てが必要です。「家庭裁判所」や「申立て」という言葉を聞くと難しいイメージがありますが、地域包括支援センターの社会福祉士がお話を伺いながら、わかりやすく説明します。
まずは、お気軽にご相談ください。
相談窓口:
・種市地域包括支援センター【電話】69-1966
・大野地域包括支援センター【電話】77-3755
・久慈地域成年後見センター【電話】53-3380

■「認知症予防普及啓発講演会」を開催
町は、認知症になっても住み慣れた地域で尊厳のある生活を続けられるよう、認知症への正しい理解と対応のあり方について学ぶため「認知症予防普及啓発講演会」を開催します。
講演:
・演題…「レビー小体型認知症って、どんな病気?」
・講師…十和田市立中央病院メンタルヘルス科診療部長竹内淳子氏
寸劇:「和田家の怪談おらには見えるわがってけろ!」
日時:8月26日(土)午前10時30分〜11時30分
場所:町民文化会館コミュニティホール

申込・問い合わせ先:地域包括支援センター
【電話】69-1966

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