健康だより

9／25

■受けよう　肺がん(結核)検診
市では、他のがんに比べて肺がんによる死亡者が特に多くなっています。また、結核も日本において未だ死亡する人が出るほどの、重大な感染症です。肺がん・結核を早期発見し、大切な命と健康を守るため、この機会に必ず受診しましょう。
9月下旬に肺がん検診の対象者に通知書を郵送します。通知書が届かない人でも対象者に該当する場合は受診できるので、連絡してください。

▽新型コロナウイルス感染症の拡大防止に協力をお願いします
検診会場では、感染防止対策に努めています。定期的に検診を受診し、健康状態を確認しましょう。
基本的な感染対策に引き続き協力をお願いします。また、熱や風邪症状のある人などは受診をお断りする場合があります。会場内での換気や屋外での待機をお願いする場合がありますので、体温調節ができる服装で来てください。
検診内容：問診と胸部エックス線撮影
※50歳以上の人は喀痰検査(2640円)を追加できます。
対象者：40歳以上の人(昭和59年3月31日までに生まれた人)で、職場や病院などで検査の機会がない人
検診料金：500円
料金免除：次の人は料金が免除されます(喀痰検査を除く)。
(1)70歳以上の人
(2)65～69歳の後期高齢者医療被保険者証を持っているの人
(3)市町村民税が非課税世帯の人
(4)生活保護世帯の人
※(3)か(4)に該当する人は事前に手続きが必要です。受診する前に、必ず健康推進課に連絡してください。
検診日程：下表のとおり
令和5年度滝沢市肺がん(結核)検診日程

問い合わせ：健康推進課
【電話】656・6527

■第3次市食育推進計画を策定
これまでの食育の取り組みの評価を行い、新たなニーズを把握し、食を取り巻く社会環境の変化や食に関する価値観の変化などを踏まえて策定しました。この計画は令和9年度を目標年度とする5カ年計画です。

目標：すべての市民が食に関心を持ち、協働することによって食育を推進し、生涯を通じて心身ともに健康でいきいきと暮らしていくこと

▼第2次滝沢市食育推進計画の評価から見える課題
市民へのアンケート調査や既存で得られる実績を基に評価を行いました。その結果、目標値に達した指標は全体の約3割でした。(指標抜粋)
・朝食を毎日取っている人の割合が減少(3歳児と成人期)
3歳児…H29/95.2%→R4/93.5%
成人期…H30/84.2%→R4/79.0%
・バランスのとれた食事をしている人の割合が減少
H30/38.6%→R4/30.3%
・地産地消を実践している人の割合が減少
H30/66.0%→R4/65.0%

個人や家庭、教育保育施設、学校、地域、農林漁業者、食品関連業者、地域活動団体、行政などが協働で食育を推進していきます。

▽本計画の基本目標
1.生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進
2.持続可能な食を支えるための食育の推進
3.食の安全安心を守る食育の推進

▼皆さんに取り組んでほしいこと
▽望ましい生活リズムを身に付ける(早寝早起き朝ごはんの実践など)
朝の光を浴びて朝ごはんを食べることで、体内にある時計のリズムが整い、脳とからだをしっかり目覚めさせることができます。

▽家族や友人と会話のある食事をする
家族や仲間と一緒に食べることで、食事のマナーや料理についての関心が高くなります。コミュニケーションの場でもあり、楽しくおいしく食べることができます。

▽「いただきます」「ごちそうさま」の実践
料理を作ってくれた人や自然の恵みへの感謝の気持ちを表します。食事のマナーの基本です。

▽主食・主菜・副菜をそろえた食事を取る
体に必要な栄養素をバランスよく取るために主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。

▽減塩・適塩に取り組む
高血圧など生活習慣病の予防や改善のため、減塩に取り組みましょう。子供の頃からの取組は、将来の生活習慣病予防につながります。

生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが大切です。

▼食育を推進するボランティアの活動紹介
市食生活改善推進員による「減塩料理」をテーマとした調理実習が7月5日、南巣子集会所で実施されました。
これは健康教室の一環で実施されたもので、メニューは「塩もみ大根と鶏肉のシンプル炒め」「鮭入りポテトサラダ」「小松菜とにんじんのごま和え」の3品。どのメニューも、ゆずこしょうやマスタード、レモン汁などで味にアクセントをつけることで、減塩でも味の薄さを感じにくいよう工夫されています。
参加者は「味の薄さが気にならない」「おいしい」と口にしながら、完成した料理をみんなで味わっていました。