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美食王国もりおか おいしい盛岡、いかがですか。〜美食王国もりおかを身近に〜

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岩手県盛岡市 クリエイティブ・コモンズ

「美食王国もりおか」とは、市が平成29年度から推進するプロジェクト「もりおかの食と農バリューアップ推進戦略」のキャッチフレーズです。
今回は、このプロジェクトについて、市の取り組みや盛岡の食の魅力を紹介します。

■美食王国もりおかのロゴの秘密
おわんと王冠がモチーフのこのロゴマークには、農畜産物に関わる生産者・事業者・消費者が食卓を囲む様子が描かれており、3者が一体となって盛岡の「食と農」を盛り上げていこうという思いが込められています。
※ロゴマークは本紙をご覧ください。

■盛岡の食と農をみんなで盛り上げよう!
人口46万人を超える盛岡広域圏の中心となる盛岡市は、農畜産物の生産地であり、かつ県内最大の消費地である地域特性を生かし、地産地消をベースとした農業に取り組んできました。
市の農業は、銀河のしずくやひとめぼれなどの水稲、トマトやねぎといった野菜、りんごをはじめとする果樹、ブロイラーや黒毛和牛、短角牛に代表される畜産など「多種多様な農畜産物の生産」が特徴です。令和3年の農業産出額は241億6000万円で、岩手県内では2位、東北地方の市町村別では8位と上位に位置しています。
しかし、全国的な傾向と同様、市の農業人口の減少や高齢化は著しく、農業人口の確保が必要な状況です。
こうした中で、食と農の連携を図ることにより「農家所得の向上」と「食関連産業の活性化」を目指してさまざまな事業を展開しています。

▽県内市町村の農業産出額(上位5位)
第1位:一関市 3412千万円
第2位:盛岡市 2416千万円
第3位:奥州市 2064千万円
第4位:一戸町 1743千万円
第5位:二戸市 1522千万円
出典:2020農林業センサス(農林水産省)および令和3年作物統計調査より

◇もりおかグリーンマルシェ
盛岡の食と農を身近に感じられるようなイベントを開催しています。

◇商品開発などの支援
盛岡産農畜産物を活用した商品開発を支援しています。

◇産地訪問ツアー
産地を訪問し、盛岡産の食材を味わうツアーで生産者と消費者の交流を図っています。

◇フリーペーパー食の輪
生産者・事業者・消費者のつながりを思いや背景とともに伝えるフリーペーパーを制作しています。

■今が旬!盛岡のおいしい農畜産物
盛岡では豊富な種類の野菜や果物、畜産物などが生産されています。たくさんある食材のうち、旬を迎えるおいしい食材を紹介します。

▼黒平豆
▽別名「雁喰豆(がんくいまめ)」大粒でしっかりとした風味と歯ごたえ
渋民地区に根付く在来種で、表皮に3本のシワが出る特徴がある黒豆です。吉兆を呼ぶ渡り鳥のガン(雁)が渋民で落とした1粒の種から芽吹き育ったとの言い伝えから、別名「雁喰豆」とも言われ、昔から年越しや慶事の席で食べられてきました。
香りや味が濃く、ポリフェノールを豊富に含んでいます。大粒で独特の弾力があり、しっかりとした風味と歯ごたえを楽しめます。
ユートランド姫神など渋民地区の産地直売所で購入できます。

▼盛岡りんご
▽完熟してから収穫する甘さたっぷりなりんご
盛岡は本州で先駆けて本格的にりんごの栽培を始めたりんごの先進地です。盛岡のりんごは、低木で太陽の光を全体に行きわたらせる「わい化栽培」により栽培され、樹上で完熟するのを待ってから収穫されます。グッと気温が下がる収穫時期にギュッと甘みを蓄えた盛岡りんごをお楽しみください。

▽市民から愛される盛岡りんご
岩手県はりんごの収穫量が全国第3位で、中でも盛岡市は県内第1位のりんご栽培面積※1を誇っています。また、盛岡市のりんご消費量は全国トップクラス※2であり、「盛岡りんご」は市民からも愛されています。
※1:2020農林業センサス(農林水産省)
※2:世帯当たり支出金額第3位、購入量第4位2020-2022「家計調査」(総務省統計局)

▼お米
▽地元のおいしいお米を食べよう
盛岡では清らかな水と元気な土壌を生かし、お米の栽培が盛んに行われています。「銀河のしずく」は粒がしっかりしていて、炊き上がりのツヤの美しさと、冷めてもおいしいのが特徴です。軽やかな食感で食べ飽きることがなく、食味もバランスがとれています。「ひとめぼれ」はふっくらした炊き上がりともっちりした食感、柔らかさが特長で、粘りと弾力があります。
盛岡産のお米は産地直売所や米穀店で購入できます。

■お家で食べよう!
盛岡には多くの産地直売所があり、盛岡近郊で作られた新鮮な野菜や果物を購入することができます。盛岡のおいしい食材がたくさん並ぶ産地直売所で買い物をして、お家でおいしくいただきましょう。

▽Мファーム(本宮字荒屋)
市中央公園で令和3年にオープンした産地直売所。減農薬栽培による安全な地元野菜や果物を取りそろえています。加工品やお花なども充実しています。県産食材を使ったお惣菜やお弁当、曜日がわりで入荷するスイーツも人気です。

▽南部マルシェ ぞっこん広場(上厨川字野子)
平成29年にオープンした産地直売所です。契約生産者が愛情を込めて作った野菜、果物、加工品がそろっています。また、店内レストランでは産直野菜を使った料理が味わえます。

■お店で食べよう!
▽盛岡の美味(うま)いもんアンバサダー
盛岡ならではの特産食材を使用したオリジナルメニューを提供する飲食店などを「盛岡の美味いもんアンバサダー」として認定しています。現在、90店・122メニューが認定されています。認定店で、工夫を凝らした多彩なメニューを味わいましょう。

■農業まつり
10月28日(土)・29日(日)10時から15時まで
会場:もりおか歴史文化館前広場(内丸)および中津川河川敷など
10月28日・29日には年に一度のまちなか収穫祭「第37回盛岡市農業まつり」が開催されます。盛岡産農畜産物の販売のほか、「盛岡の美味いもんアンバサダー」を始めとする市内飲食店の出店などもあります。また、ミスさんさ踊りによる盛岡さんさ踊りの披露などのイベントも開催されます。ぜひご来場ください。
広報ID:1037288

問合せ:食と農の連携推進室
【電話】626-2270

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