市立病院は、一般診療や各種健康診断のほか、救急医療にも対応するなど、皆さんの健康のために必要な医療を提供しています。また、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザへの対策を徹底し、いつでも安心して受診できる環境を提供しています。令和4年度の決算と主な取り組みをお知らせします。
■令和4年度の決算 4億1883万円の純利益となりました。
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症への対応に積極的に取り組んだ結果、入院や外来などの総収益が52億569万円、給与費や材料費などの総費用が47億8686万円となり、4億1883万円の純利益となりました。
▼決算の内訳
※1万円未満切り捨て
▽総収益 52億569万円
入院収益:18億6322万円
外来収益:8億9982万円
その他医業収益(検診など):2億1027万円
補助金:14億8846万円
負担金・交付金:3億2842万円
その他:4億1550万円
▽総費用 47億8686万円
給与費:26億106万円
材料費:6億6207万円
施設管理費など:9億8546万円
減価償却費:2億6458万円
その他:2億7369万円
純利益:4億1883万円
■令和4年度の主な取り組み
新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じ、重点医療機関として、同感染症への対応と一般診療の両立に努めました。
▼新型コロナウイルス感染症への対応
▽感染症患者の入院受け入れ
市中の感染拡大状況に応じ必要な病床の確保を行い、盛岡医療圏の中で最多の入院患者を受け入れました。
▽発熱患者の外来受け入れ
発熱患者待機室兼診察室を活用し、発熱した患者と他の患者を分けて診察できるようにし、来院した皆さんが安心して受診できる環境を整えました。
▽感染症対応機器等の整備
補助金を活用し、感染対策を充実させるため、画像診断プログラム装置、超音波画像診断装置などの医療機器を整備しました。
▽ワクチン接種への対応
ワクチン接種の推進のため、新型コロナワクチン接種実施本部と連携し、集団接種会場への医療従事者の派遣、休日および夜間の対応も含めた院内での個別接種などを実施しました。
▼一般診療などの充実
▽手術支援ロボットの導入
先進的で幅広く、より安全な低侵襲(ていしんしゅう)手術※の実施が可能な、手術支援ロボットを導入しました。
※体の負担が少ない手術のこと
詳しくは、市立病院のホームページをご覧ください
問合せ:市立病院総務課
【電話】635-0101
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