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お待たせしました盛岡市動物公園ZOOMOリニューアルオープン!

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岩手県盛岡市 クリエイティブ・コモンズ

■新しいZOOMOはこんな場所!
4月20日にリニューアルオープンを迎えた盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)。すでに行った人も、これから行く人も、ZOOMOをもっと楽しめるよう、全国的にも希少な魅力・見どころやおすすめの過ごし方などを紹介します。

◇【New】One World-One Health(ワンワールドワンヘルス)
ZOOMOが掲げる理念は「One World-One Health」。「人と動物と環境の健康は相互に関わり合い、一つである」という考え方です。この理念のもと、これまで以上に岩山の立地や自然環境を活用しながら、動物たちの行動や暮らしを間近で観察できるよう工夫した飼育展示を紹介します。
◎広報担当者が取材してきました!

▽ニホンイヌワシ
・岩手は全国有数の生息地
生息数が減少し、現在環境省の絶滅危惧種に指定されているニホンイヌワシ。岩手県は約30のつがいが確認されている全国有数の生息地で、市内でも保全活動に取り組んでいます。
・ZOOMOのシンボル
ニホンイヌワシの生息数が減っている背景には、里山の荒廃や林業の衰退があるといわれています。里山や伐採地に人の手が入らなくなったため、開けた場所を好む動物が減り、それらを捕食していたニホンイヌワシの生息環境が変化してきたのです。「里山の再生」をテーマの1つにしているZOOMOでは、ニホンイヌワシをシンボルとして、動物と人間の共生を目指しています。
・飛ぶ姿を目の当たりにできる「イヌワシパススルー」
園内の林を囲う形で設けた「フライングケージ」では、来園者がイヌワシの飛ぶ姿を、ケージ内を通るパススルーから間近で見ることができます。翼を広げると2メートルにもなるニホンイヌワシが動きやすい大きさにリニューアルしました。
◎広さも高さも従来の3倍!

▽ニホンツキノワグマ
・岩手の豊かな森に生息
岩手には全国でも上位に入るほど多くの野生のツキノワグマが生息しています。植物類と動物類の両方を食べる雑食性で、たくさんの食べ物を必要とするツキノワグマが多く生息しているのは、岩手の森が豊かな証しです。
・「ツキノワグマテラス」でガラス越しに観察
農作物被害や人身事故から、「悪者」「怖い」というイメージのあるツキノワグマですが、豊かな森の中で人間と共存する「森の隣人」です。ツキノワグマの運動場にせり出した、ガラス張りの「ツキノワグマテラス」からツキノワグマの行動や暮らしぶりを知ってほしいです。
◎口を開けてにっこりしている表情がかわいい
◎爪や口の形、木登りが得意なことなど、クマの習性をより近くで感じてもらいたいです。
ZOOMOスタッフ 河野晴香(こうのはるか)さん

◇【New】ランドスケープデザイン
ZOOMOのもう一つの大きな特徴は、「里山」「動物園」「公園」のそれぞれが持つ魅力を最大限に生かしたランドスケープ設計をしたこと。
◎世界の動物を知る「ズーループ」のほか、盛岡の自然を知る「ネイチャーループ」の2つの園路が重なっているこがZOOMOの最大の魅力。ネイチャーループはさままな使い方や楽しみ方ができるので、来園者の皆さと一緒に育てていきたいですね。動物と同じ空間で、ゆっくりと1日中楽しんでいってほしいです。
(有)オンサイト計画設計事務所 長谷川浩己(ひろき)代表取締役
※園内マップは広報紙をご覧下さい

1.エントランス
ジグザグに配置した植栽とZOOMOの動物を模したサインがこの先の想像をかきたて、ワクワク感が高まります。
2.ツキノワグマ前見晴台
園内の樹木を間伐したことで、「抜け」のある空間が生まれました。ツキノワグマ舎近くのデッキからは、盛岡の街の眺望も楽しむことができます。
◎空気が澄んでいて気持ちいい!
3.IWAYAMA LAB(イワヤマラボ)+ネイチャーループ
主園路とは別に設置された「ネイチャーループ」では、四季折々の自然を感じながら園内を散策できます。自然豊かな岩山で昆虫や植物などを身近に感じながら、野生動物との出会いがあるかも。
◎自然豊かなZOOMOならではの楽しみ方!
4.カンガルーヒル
今回のリニューアルで最も大きく地形が変わったエリア。カンガルーがいる広場に、来園者が入ることができます。運が良ければカンガルーが目の前まで来てくれるかも。
◎同じ目線でカガルーの動きが見れます。カンガルーがんな動きをするかスタフも楽しみです。
ZOOMOスタッフ 齊藤正弘(まさひろ)さん
5.PICNIC FIELD(ピクニックフィールド)
牧場エリアのウシやヤギ、ラマやアルパカなどの動物たちを眺めながらゆっくりと過ごしたり、虫捕りをしたりすることもできる広い芝生の広場です。中央のトンボ池では、両生類や昆虫類などさまざまな生き物を観察できます。

■ここが変わった!
▽ベンチ
さまざまなタイプのベンチや休憩スペースがあるので、目の前の景色をゆったり眺めたり、観覧途中でゆっくり休憩したりできます。
▽授乳室
授乳室が3カ所に増え、赤ちゃんや小さい子ども連れの人も安心して来園できます。
▽トイレ
園内のトイレは全て洋式化し、障がいのある人も快適に利用できます。
▽ショップ
ZOOMO BASE(ズーモベース)内にある売店「asHiato(アシアト) by(バイ) ZOOMO」では、オリジナル商品を多数取りそろえています。ZOOMOの動物たちのグッズは、県内のクラフト作家の皆さんのご協力で、完全オリジナルで作成しています。

▽施設情報
開園時間:
4月~10月…9時半~16時半(入園は16時まで)
11月~3月…10時~16時(入園は15時半まで)
休園日:水曜日(11月~3月は水曜・木曜)、12月29日~1月3日
入園料:小・中学生500円、高校生以上1000円
駐車料金:普通車300円、大型車1000円

問合せ:盛岡市動物公園ZOOMO
【電話】654-8266

■市長コラム
盛岡市動物公園ZOOMOのように、豊かな自然に囲まれている動物園は全国でも珍しく、今回のリニューアルでは岩山の豊かな自然を活用した、「ZOOMOにしかない」空間づくりを目指しました。動物に会いに行くだけでなく、四季々の自然の中で、ピクニックや散歩、書など、思い思いの過ごし方ができますで、お気に入りの過ごし方を見つけてみてはいかがでしょう。

問合せ:公園みどり課
【電話】639-9057

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