■成年年齢引き下げ後の消費者トラブル
成年年齢の引き下げ後、全国で18歳・19歳の消費者トラブルが増えており、市にも相談が寄せられています。困ったこと・不安なことがあれば、お気軽に消費生活センターに相談してください。
受付日時:平日9時~16時
※祝日、年末年始を除く
場所:市役所内丸分庁舎4階
電話相談:【電話】624-4111
■全国の18歳・19歳の消費者トラブルの状況(国民生活センター公表)
令和4年度の相談件数は9907件で、令和3年度から16パーセント増加しており、「美容」に関するものや、「金もうけ」に関するものが主な相談内容となっています。
《具体的なトラブルの事例》
▽「美容」に関するもの…脱毛エステ
広告に興味を持ち、脱毛体験だけで帰るつもりだったが、言葉巧みに勧誘され、担当者が勝手に書類を作成し契約することに。支払いが大変で解約したいが、手続きが複雑で解約できなかった。
▽「金もうけ」に関するもの…内職・副業
「短時間で簡単に稼げる」との広告を見つけて登録したが、別途サポート契約が必要と言われ、電子マニュアルを受け取った。高額のため契約を断ったところ、マニュアル代として2万円を振り込むよう言われた。
■トラブルを防ぐために気を付けること
▽メリットを強調した広告に注意
「無料モニター」や「放置したままで報酬」、「短時間で稼げる」など、都合のいい言葉をうのみにしない。
▽契約を急かす・借金を促す勧誘に注意
「今だけのキャンペーン」や「消費者金融からの借金」などを勧められることも。まずは契約内容をよく確認し、すぐ契約すべきかを慎重に考える。
▽契約に不安があれば周りに相談
「親は反対するだろう」、「自分で決めたほうがいい」などと一人で決断を迫られることも。不安な場合は家族などに相談。
契約後にトラブルが起きても、契約の取り消しやクーリングオフ(無条件での契約解除)ができる場合があります。
まずは、消費生活センターに相談しましょう。
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