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[特集]約3年ぶりの帰郷 テニス・菊地裕太さん(矢巾町出身) プロ転向へ決意を語る

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岩手県矢巾町

テニス選手の菊地裕太さんが約3年ぶりに帰郷し、7月7日に高橋町長を表敬訪問しました。菊地さんは今年5月まで約6年のテニス留学の間に着々と実績を上げ、9月にはプロ転向を予定。今後の抱負などを語りました。(以下、発言を要約)

■戦い抜く体づくり、大会での実績づくりへ
昨年10月、米オクラホマ州で行われたプロも出場する大会・ノーマンオープンで優勝した。結果を出せたことで、これまで取り組んできたサーブやフォームの改良など「やってきたことが間違いではなかった」という自信を持つことができた。
(プロ転向を見据えて)今後は、ただ「戦える」だけではなく、自分のパフォーマンスを落とさずに大会を「戦い抜く」ための体づくりに取り組んでいく。そして、ITF男子ワールドテニスツアー(旧フューチャーズ)で優勝し、その上の大会でも上位に入っていくことが、ここ数年での目標になる。

■グランドスラム制覇 五輪のメダルを目標に
グランドスラム(四大大会)制覇、五輪でのメダルを目指す。今後、さまざまな大会に出てランキングを上げていくことになるが、29歳を迎える年の開催となるロサンゼルス五輪(令和10年)に出場したい。経験・体力的にもピークを迎える良い時期になる。

■プロ転向への思いと現在の心境
プロになることは子どもの頃からの夢。学生の時と違い、トレーニングを含めてテニスに掛けられる時間が増える。テニスを仕事としていくことにプレッシャーはあるが、どこまでいけるか、自分の限界に挑戦したい。

■世界男子テニスツアー
・各種大会には下記のような「格付け」(≒ツアー)があり、ランキングを上げることで上位の大会に出場できます。
・菊地さんは現在、世界ランキング800位台。当面は男子ワールドテニスツアーでの優勝、チャレンジャーでの上位を目指します。

ツアー公式戦
・グランドスラム
・ATPマスターズ1000
・ATP500シリーズ
・ATP250シリーズ

ツアー下部
・ATPチャレンジャー
・ITF男子ワールドテニスツアー

菊地裕太(きくち・ゆうた):
・平成11年9月27日生まれ、新田1区出身。煙山小、矢巾北中を経て相生学院高(兵庫県)へ。平成29年の高校3年時にインターハイ3冠(シングルス・ダブルス・団体)に輝く。
・高校卒業後にテニス留学で渡米し、カルフォルニア大バークレー校に進学。今年5月に同大大学院のプログラムを修了した。9月のプロ転向を目指す。

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