■乳がん検診のすすめ
10月はピンクリボン月間(乳がん予防普及啓発キャンペーン)です。
乳がんは30歳代から発症する人が増えはじめ、40歳代後半から60歳代前半にピークを迎えます。
女性の9人に1人が乳がんになるといわれており、乳がんになる女性は年々増えています。
◇早期発見のために
乳がんは「自分で発見できる数少ないがん」です。月に1回はセルフチェックを行い、2年に1回の検診は必ず受けましょう。
セルフチェックで異常を感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
◇セルフチェックの方法
セルフチェックは、月経終了後4~5日後くらいに行い、閉経後の人は毎月、日にちを決めて行いましょう。
(1)見て
まず、鏡の前に立ち、両腕をさげたまま乳房や乳首の形を覚えておきます。次に、腕をあげて正面・側面・斜めを鏡で映し、くぼみやひきつれたところ、乳首がへこんでいたり、湿疹のようなただれなどがないか観察しましょう。
(2)さわって
仰向けに寝て、肩の下に低めの枕か畳んだタオルを入れます。指を3~4本そろえ、指の腹で「の」の字を書くように、軽く圧迫しながらまんべんなく触れます。左側は右手で、右側は左手で行いましょう。また、脇の下に手を入れてしこりがあるかのチェックも行いましょう。
(3)つまんで
左右の乳首を軽くつまみ、血液や血液のような分泌物が出てこないか調べましょう。
◇乳がん検診が始まります!
市では、毎年、40歳以上の女性を対象に乳がん検診を実施しています。2年に1度の検診となりますので、昨年度受診していない人は、この機会に受診しましょう。
問い合わせ先:市役所保健課保健係
【電話】内線242
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