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震災から12 年

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岩手県陸前高田市

◆3・11に鎮魂の祈りを捧げる
◇東日本大震災追悼式
3月11日(土)、市民文化会館で「陸前高田市東日本大震災追悼式」が開かれました。
会場には221人が参列し、午後2時46分に黙祷を捧げました。
佐々木市長は「私達は震災によってこれ以上ない挫折と絶望を味わい、誰よりも命の大切さと儚さを知り、たくさんの優しさと思いやりに触れてきた。復興に携わったすべての人に感謝するとともに、これから将来を担う子ども達にいつまでも安心して暮らすことができるまちを引き継いでいく。また、震災の教訓を後世に伝え、みんなが支え合い笑顔あふれる魅力的なまちにしていく」と式辞を述べました。

◆未来への希望をつなぐ光 たくさんの思いをつむぐ光
◇キャンドルリレー2023
3月1日(水)、2日(木)の2日間、高田東中学校前のアップルロード沿いで、キャンドルホルダーを並べて点灯する「キャンドルリレー」が行われました。
キャンドルホルダーは、高田東中学校全校生徒によって約200個が制作されました。点灯に先立ち、小友町の気仙大工左官伝承館にある「希望の灯り」の分灯式が高田東中学校体育館で行われ、箱根振興会の佐々木義仁(ささきよしひと)会長から熊谷壮太(くまがいそうた)生徒会長へ、分灯されたランタンが手渡されました。
辺りが暗くなるにつれ、生徒の想いが込められたキャンドルホルダーに灯された柔らかな光がアップルロード沿いを彩りました。
制作の中心となった熊谷壮太生徒会長は「震災の記憶を風化させずに伝えていくのが自分達の役目。亡くなった人達への想いと未来への希望をつないでいきたい」と力強く話しました。

◇つむぐイルミネーション2023
3月11日(土)、12日(日)の2日間、川原川公園で「つむぐイルミネーション」が行われました。
つむぐ実行委員会(松村幸祈(まつむらこうき)委員長)による活動は、前身の「高田に輝[ひかり]の花を咲かせよう」から継続して今回が通算10回目で、会場には高田東中学校の生徒をはじめ、市内の小中学生や有志などから寄せられたキャンドルホルダーやハスの花をイメージしたモニュメントが並び、色とりどりの灯が川原川公園を優しい光で照らしました。
また、ライトアップ中はトランペットの演奏やギターの弾き語り、ゴスペルの献歌が行われ、会場を訪れた人は光と音楽による幻想的な空間で、人それぞれの思いで安らかなひと時を過ごしました。

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