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地域の話題

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岩手県陸前高田市

[防災力向上]
■河川の氾濫に備えて 水防演習
7月2日(日)、市消防団員による水防演習が横田町の気仙川左岸で行われました。水防演習は、台風などによる洪水災害を防止するための技術力の向上や、市民に対する水防意識啓発のために実施するもので、本年は、市内消防団員296人が参加し、「シート張り工法」と「改良積土のう工法」の訓練を行いました。
大坂司(おおさかつかさ)消防団長は「近年多発している水害に備え、市民の命や居住地、財産などを守るため、水防技術を向上させ、地域防災の充実を図る必要がある」と訓示を行いました。

[環境保全]
■地元の環境を知る 矢作川で水生生物調査
7月5日(水)、矢作川で矢作小学校(蒲生正光(がもうまさみつ)校長)の3、4年生7人が、川の生き物で水質を判断する「水生生物調査」を行いました。本調査は、県と共同で毎年実施しており、児童達は、水生生物を通して地元の自然環境を知るとともに、生物の多様性やきれいな川を守っていく大切さを学びました。
今回の調査では、モクズガニやカジカなどのきれいな川に生息する生物が見つかり、矢作川の水質が良好であることが分かりました。
参加した小林飛我(こばやしとわ)さん(4年生)は「大きいカニを捕まえられてうれしかった。きれいな水を守るためにできることをしたい」と話しました。

[砂浜の美化]
■海開きに向け市民一丸 高田松原ビーチクリーン
7月8日(土)、市観光物産協会による海浜清掃が高田松原海水浴場で行われました。活動には、高田第一中学校の3年生とPTA合わせて約60人をはじめとした市民が参加し、海開きに向けて清掃活動に汗を流しました。
PTA副会長の佐藤まり子さんは「今回の海浜清掃を通じて、子ども達がボランティアの意義や社会貢献の大切さを学んでくれると嬉しい。これからを担う子ども達自身が地元の観光地に愛着をもって、きれいな姿を守っていってほしい」と話しました。

[農地調査]
■市内全域で農地の利用状況を調査します 農地パトロール出発式
7月14日(金)、市農業委員会(戸羽正光(とばまさみつ)会長)は、県の農業委員会組織が農地法にちなんで制定した、毎年7月15日の「農地の日」を前に「農地パトロール出発式」を行いました。
当日は、農業委員、農地利用最適化推進委員ら21人が、農地法の許可地などの利用状況を調査し、終了後は、アバッセたかた周辺でチラシ配布を行い、「農地を守り、活かしましょう」と呼びかけました。

[熱いラリー]
■思いやりのスポーツ フレスコボールリクゼンタカタカップ2023
7月15日(土)、16日(日)の2日間にわたり、フレスコボール公式戦「リクゼンタカタカップ2023」が高田松原海水浴場で開催されました。本年は、全国から63ペアが参加し、白熱したラリーを繰り広げました。難しい打球を拾うと「ナイスカバー!」と温かな歓声が送られるなど、「思いやりのスポーツ」と呼ばれるフレスコボールの魅力が詰まった大会となりました。
16日には、横田小学校(菊地桂子(きくちけいこ)校長)の児童による「若竹太鼓」の演奏や、久慈市のチアダンスクラブによるパフォーマンスが行われ、会場を華やかに盛り上げました。

[共生社会]
■パラスポーツに親しもう パラスポーツフェスティバル
7月16日(日)、夢アリーナたかたでパラスポーツフェスティバルが開催されました。当日は、本市のノーマライゼーション大使で、車いすフェンシングのパラアスリート・加納慎太郎(かのうしんたろう)選手を招いての講演会をはじめ、アーチェリーやモルックなどのパラスポーツ競技の体験会が行われ、参加者32人がパラスポーツへの理解を深めました。
参加した臼井真弘(うすいまひろ)さん(高田町)は「アーチェリーが一番楽しかった。弓が重かったけどちゃんと引けてよかった」と笑顔を見せました。

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問い合わせ先:市役所政策推進室
【電話】内線334

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