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保健だより 499

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岩手県陸前高田市

■ロコモとフレイルのお話
9月は健康増進普及月間です。今回は、ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)とフレイルについてお話します。
◇ロコモティブシンドロームとは?
運動器の機能が低下して移動などに支障が起きる状態のことをいいます。早速、ロコモチェックをしてみましょう。
・片足立ちで靴下がはけない
・階段をのぼるのに手すりが必要
・15分程度続けて歩けない
・掃除機がけや布団の上げ下げが難しい
・家の中でつまづいたり滑ったりする
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・2kg程度の買い物を持ち帰るのが困難(500mlペットボトル4本程度)

チェックが多いほど、介護を必要とする状態になる可能性が高いです。

◇フレイルとは?
ロコモを含め、心理的にも社会的にも衰えている状態となり、健康な状態と要介護状態の間のことをフレイルといい、次のようなものがあります。
(1)身体的フレイル…運動機能が衰えた状態
(2)オーラル(口腔)フレイル…噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えた状態
(3)心理的・認知的フレイル…うつや認知機能が低下した状態
(4)社会的フレイル…交流が減り、閉じこもりがちになった状態

◇日頃からフレイル予防を!
フレイルは、生活習慣病を見直すことで、健康な状態に近づけることができます。
〔運動〕スクワットなどの筋力アップ運動を行いましょう。椅子に座りながら、つま先上げやかかと上げを行うだけでも、ふくらはぎの筋肉を鍛える効果があります。
〔食事〕欠食はせず、肉や魚、大豆製品などのたんぱく質をしっかり摂りましょう。
〔口腔ケア〕定期的に歯科健診を受け、口の中を清潔に保ちましょう。
〔人とのつながり〕誰かを誘っての運動や食事、近所の人との会話など、普段から誰かとつながることで、お互いの変化にも気づき、フレイル予防に効果的です。

問い合わせ先:市役所保健課保健係
【電話】内線242

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