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自治体の皆さまへ

シリーズ 人権を考える(50)

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島根県安来市

人権尊重社会の実現をめざして

◆犯罪被害者の人権~犯罪被害は、決して他人事ではありません~
暴行、傷害、交通犯罪、殺人…。「犯罪」は、それ自体が人権を無視した行為です。
犯罪被害者やその家族は、犯罪による直接的な被害だけでなく、さまざまな二次被害にも苦しめられることがあります。犯罪やその後遺症により精神的、経済的に苦しんでいるにもかかわらず、追い打ちをかけるようなメディアの過剰取材、配慮に欠ける周囲の言動等で、名誉が傷つけられたり、私生活の平穏が脅かされたりするなど、多くの二次被害があると指摘されています。
島根県においても、昨年12月に、「犯罪被害者等支援条例」が公布され、犯罪被害者の権利や利益の保護を図るとともに、県民の誰もが安心して暮らすことができる地域社会の実現をめざした取り組みが進められています。
「自分だけは、絶対に大丈夫」と思っていても、犯罪に巻き込まれる可能性は、決してゼロとは限りません。思いもよらず、被害者となってしまった人たちが置かれている状況や心情について、一人一人が正しく理解し、自分自身の問題として考えていくことが大切です。
そして、犯罪被害者や家族の人たちが安心して暮らせるよう、その人の気持ちに寄り添いながら、社会全体で支えていくことが、今、私たちに求められています。

▽犯罪等により被害に遭った人やそのご家族へ
・島根県犯罪被害者等支援総合窓口(島根県環境生活総務課専用電話)
【電話】0852-28-7830
・安来市犯罪被害者等支援施策担当窓口(安来市役所総務課内)
【電話】23-3015

そのほかの窓口は島根県ホームページをご覧ください。

問合せ:人権施策推進課
【電話】23-3095

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