まちをよくするマイレポート

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松ヶ丘見守り防災隊の取り組み
事務局長　山根昭夫

松ヶ丘見守り防災隊は、平成26年に市の要配慮者支援推進事業の補助金を受けて本格的に活動を始めました。本年度で10年目を迎えます。
この間、要配慮者の把握と支援を継続しながら、活動の幅を広げてきました。認知症や終活などについての研修会、起震車での体験学習、タオルを使った安否確認訓練や大人と子どもとの親睦ゲーム大会などを実施してきました。
ところが、コロナ禍になり、集会活動を控えなければならない状況となりました。ただ、感染予防に努めて、なごみ会は原則毎月1回継続しました。福祉班が中心となり、健康体操、演奏会、手芸、カラオケ、食事会、市の出前講座など、工夫を重ねて実施してきました。高齢者の楽しい集いの場となっています。
また、依頼を受けた高齢者宅や空き家周辺の整備作業ボランティアも始めました。福祉の助成金で取得した充電式チェーンソーやバリカンなどを使った庭木の剪定と除草作業が主だった活動です。地域の人に喜んでいただける活動となっています。
さらに、健康増進と交流を目的として、卓球やゲームを行う、倶楽部活動も週1回始めました。会員に笑顔が溢れ、フレイル予防になっています。
その他にも、緊急時の情報交換と助け合いを目的としたLINE「松ヶ丘安心ネットワーク」を運用したり、歩道美化活動を実施しています。
今後とも皆で知恵を出し合って、地域に貢献できる活動を展開していきたいと思っています。