「初めて交通指導員になって」
松江市交通指導員 多久和茂
私は今年の4月から松江市交通指導員として活動をしております。
わからないこともたくさんありますが、少しでも早く慣れるよう努力しているところです。
交通指導員の主な活動は、通学する児童などが安全に道路を横断できるよう交通指導や見守りを行うことで、私は、ほぼ毎日、決まった時間と場所で活動しています。
「おはよう、いってらっしゃい」などと子ども一人一人に声を掛けると元気よく挨拶を返してくれるので、励みになっています。
私の一日は、このような気持ちの良い挨拶でスタートします。
私が活動している場所は、通学・通勤時間帯の交通量が非常に多く、子どもたちの安全な通行に特に注意をしているところです。
交通指導員という立場で活動するようになり、「安全が一番である」ことを強く感じています。
また、最近活動している中で、残念に感じたことがあります。
それは自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化された中で、中学生や高校生などの自転車通学生を見るとヘルメットの着用にバラつきがあり、高校生の着用率が低いことです。
交通事故にあったときに自分の身を守る大切なものなので、自転車に乗るときは誰もが必ず着用してほしいと思います。
これからも、交通安全教室に参加して子どもたちと一緒に交通安全の大切さを学ぶとともに、普段の活動では挨拶などのコミュニケーションをとりながら、交通指導員として毎日の活動を続けていきたいと思います。
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