堀川遊覧船の電動化 Hondaと世界初の協働!
松江市の誇る人気の観光アトラクション「堀川遊覧船」。昨年はコロナ禍にもかかわらず、15万人の方に利用していただき、累計の乗船者数(今年6月末現在)は734万人に達しています。
その堀川遊覧船にこのたび、大手自動車メーカーであるHondaが、世界初の小型船舶向け電動推進機を搭載して、プロトタイプ(試作品)の実証実験を行うこととなりました。これまでガソリン4ストロークエンジンで運行していた堀川遊覧船が、二酸化炭素を排出しない電動モーターによる動力に、徐々にシフトしていくことを想定しています。
松江市は、今年4月に環境省から「脱炭素先行地域」の選定を、5月には内閣府から「SDGs未来都市」選定を受けて、環境負荷の低減に資する取組みを積極的に進めることとしています。また、「脱炭素先行地域」の活動内容の一つとして、「堀川遊覧船の電動化」についてもあらかじめ盛り込んでいて、21年秋からHondaとの間で調整を進めてまいりました。
実証実験は8月8日にスタートしたところですが、10月からは松江市民の皆様を対象にしたモニター乗船体験会を開催する予定です。体験会は完全予約制で、応募方法は9月上旬に堀川遊覧船のホームページに掲載しますので、ご期待ください。なお、その際は、アンケートへのご協力をよろしくお願いします。
松江市は、環境にやさしい取組みを強力に推進することで、「住んでよし・訪れてよし」の、世界に誇れる「環境主都まつえ」を実現してまいります!
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