昨年8月から、Hondaと松江市で、堀川遊覧船を電動化する実証実験がスタートしました。
企業活動を通じてカーボンニュートラルをめざすHondaと、脱炭素先行地域として持続可能なまちづくりに取り組んでいる松江市の思いが重なり実現したものです。
そこで、開発に携わられた本田技研工業の福田蔵磨氏と上定市長が、堀川遊覧電動化への思いを語り合いました。
〔福田蔵磨(ふくだくらま)〕
本田技研工業株式会社
マリン事業部部長
1999年、本田技研工業入社。ドイツ、タイ、アメリカ駐在を経て、2021年11月よりマリン事業部事業企画課へ。2023年4月より現職。
■Honda×堀川遊覧船の世界初となる電動推進機の実証実験
2023年7月26日、堀川遊覧船でのHondaの小型船舶向け電動推進機プロトタイプ(以下、電動推進機)の実証事業について、Honda・松江市・松江市観光振興公社が共同で記者会見を実施しました。Hondaが開発した小型船舶向け電動推進機について、世界で初めて松江市において実用化に向けた実証実験が行われています。この実証実験は、「国際文化観光都市」である松江市の脱炭素化に向けて、松江城周辺の「カーボンニュートラル観光」を実現するための第一歩となります。
・堀川遊覧船で使用しているHondaの船外機「BF9.9」〔CO2年間総排出量47トン〕
・小型船舶向け電動推進機プロトタイプBE4〔CO2排出量ゼロ〕
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