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令和5年度 江津市の予算(1)

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島根県江津市

令和5年度の当初予算が、江津市議会3月定例会で可決・成立しました。
今年度、江津市がどのようにお金を使っていくのか説明します。

江津市議会3月定例会初日に中村市長が行った新年度の施政方針演説の一部を抜粋してお伝えします。
施政方針の全文は市ホームページに掲載しています。

■中村市長初の当初予算
昨年末以来、私が市長に就任して初めての当初予算編成に臨んでまいりました。
第2期江津市版総合戦略における重点施策を引き続き推進していくことはもちろん、スマートシティ江津推進構想に基づくDX(デジタル・トラスフォーメーション)の推進を念頭においた編成としました。

一般会計の予算議案は、最重要課題の人口減少対策のため、第6次総合振興計画の重点プロジェクトである「第2期江津市版総合戦略」における重点施策のほか、地域医療対策、DXの推進などに重点を置き編成を行いました。
予算規模は、本市が抱える諸課題に対応しつつも、計画的な財政運営を実施していくことを重視した結果、156億円余りとほぼ平年並みとなりました。
最重要課題である「人口減少対策」については、これまで積み重ねてきた事業を着実に継続していくことが重要であると考えており、子育て支援や雇用創出など定住対策につながる予算を引き続き計上しています。
そのほか、大規模事業として、済生会江津総合病院の電子カルテシステム整備に対する補助金や高齢者対応住宅として整備する(仮称)第2江津中央団地の建設費などを計上しています。

■予算編成の基本的な考え
予算編成においての基本的な考えとして、市債の発行額が元金償還額を上回らないということを念頭に置いていますが、令和5年度においても元金償還額が約21億円に対して、発行額を10億円以下に抑えることにより、大きく市債残高を削減し、将来の公債費負担を抑制するものとなっています。
一方、基金については、約12億円の取り崩しを行っていますが、令和4年度末で、一時的に残高が増える見込みとなっていることや、実際の執行段階での事業費の精査などにより、令和5年度末の残高は、56億円程度は維持できるものと考えています。
今後も引き続き、しっかりとした推計を行い、健全な財政運営に努めてまいります。
なお、特別会計3会計および令和5年度から法適用化する下水道事業を含めた地方公営企業2会計についても、所用の額を計上しています。

■終わりに
激変する社会に取り残されることのないよう、何事にもチャレンジ精神をもって取り組み、「小さくとも一層キラリと光るまち江津」を体現するべく、私をはじめ職員一丸となって取り組んでいく所存です。

問合せ:財政課税務係
【電話】0855-52-7929

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