■令和5年度の教育の大きな方向性
1.ふるさと教育の充実
将来のよき隣人でもある子どもたちが、生まれ育った地域の〝本物〞に出会い、その確かなつながりを原点とした主体的な学びから、世界へも羽ばたける力の育成を目指します。
邑南町の豊かな自然、歴史・伝統、文化、産業といった地域の宝を学び、体感することで、生まれ育った町を誇りに思う気持ちが宿り、このことが自身にとって貴重な財産となり、自分の未来像を明確にします。自分のしたいこと、すべきことを見つけて、身近な地域、邑南町、あるいは日本や世界の未来に志を持って進んでいこうとする「人」「将来の担い手」を育てたいと考えています。
2.多様性を尊重する社会の構築について
多様性を尊重し、個が活かされる社会では、お互いを補いあうことができます。得意、不得意をもとにそれぞれが認め合い、自分に合った分野で活躍できることで、誰もが安心して暮らせる社会へと繋がっていきます。
学習指導要領でも、「『持続可能な社会の作り手』となるためには、多様な人々と協働しながら、様々な社会変化を乗り越える力が必要になる」とあります。邑南町まちづくり基本条例にもある「コミュニティの育成」の実現について、誰をも大切にする水平な人間関係の構築が必要です。子ども、大人を問わず、お互いを認め合い、それぞれの意見が言える関係と協働の場をつくり、持続可能な邑南町になるよう努めていきます。
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