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自治体の皆さまへ

脱 炭素社会実現に向けて

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島根県雲南市

雲南市では2050年までの温室効果ガス排出の実質ゼロをめざして取り組みを進めています。その取り組みの一部を紹介します。

■脱炭素社会実現アドバイザー就任!
8月24日(木)に、脱炭素社会実現アドバイザー委嘱状交付式を雲南市役所で行い、企業の脱炭素支援や東北地方の自治体の脱炭素専門アドバイザーを務めている(株)みなかみSOUL(ソウル)前田雄大(まえだゆうだい)代表取締役に脱炭素社会実現アドバイザーを委嘱しました。
前田さんは「日本のエネルギー依存度は高く、資金がエネルギー産出国へ流出している中で、エネルギーを地産地消し地域内で循環させることで経済対策にもなる。地域の諸課題を脱炭素で解決し、経済を回すモデルにしたい。また、どのようなツールが使えるのか、私の知見の中で組み合わせの提案をして、雲南市の支援をさせていただきたい」とあいさつされました。

■地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業 キックオフ!
雲南市、株式会社山陰合同銀行、株式会社島根銀行、しまね信用金庫の4者が共同提案者となり、環境省の地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業に採択されました。

◆〈8/24〉キックオフフォーラムを開催
「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業キックオフフォーラム」を加茂文化ホールラメールで開催し、約80人が参加しました。
環境政策課より事業内容の説明を行った後、雲南市脱炭素社会実現アドバイザー 前田雄大さんが「脱炭素経営でおさえておくべきポイントとは」と題し、基調講演を行いました。
参加者からは、「脱炭素についてあまり知らなかったので今日のセミナーを聞いて勉強になった」、「何から取り組めばいいかヒントになった」、「異業種の方といろいろお話させていただける機会があり勉強になった」との感想をいただきました。

▼地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業
環境省では、地域ぐるみでの中堅・中小企業の脱炭素経営支援体制モデルを構築するために、公募によるモデル地域の選定〈1件あたりの事業費は3,000万円(税込み)を上限〉をし、本モデル事業の成果を踏まえ、地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築に向けたガイドを作成します。

◯採択された提案の概要
雲南市を含む4者の共同提案者と連携実施者は、ともに「地域ぐるみでの支援体制の構築」、「中小企業への支援メニューの拡充」を図ります。

《連携実施者》
企業:
・雲南市商工会
・島根県中小企業団体中央会
自治体:
・安来市
・奥出雲町
・飯南町
教育機関:
・大東高校
・三刀屋高校
・三刀屋高校掛合分校
・島根大学
・島根県立大学

《取り組み》
(1)雲南市、金融機関や商工会などが連携し、モデル事業者へ支援メニューを導入し、効果分析を行う。
(2)来年度以降の支援メニューを検討する。
(3)こうした過程を通じ、斐伊川流域自治体を含む、関係者とともに、地域ぐるみでの支援体制を構築する。
(4)市内高等学校、島根大学、島根県立大学と連携し、次世代の脱炭素人材育成にも取り組む。

今後、地域の脱炭素経営を行う事業者の皆さんや、さまざまな団体と連携し、支援体制を構築していきます。
興味のある方は環境政策課に問い合わせください。

問合せ:環境政策課
【電話】0854-40-1033

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