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自治体の皆さまへ

こんにちは、保健師です。(217)

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島根県雲南市

■9月は世界アルツハイマー月間です
現在、雲南市では高齢者の約8人に1人の割合で認知症の方がいます※。認知症は誰もがなる可能性がある病気です。認知症になっても、住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らせるような地域づくりを推進しています。
(※雲南市令和3年度介護保険要介護認定者で認知症高齢者の数1,778人。高齢者人口約2万人として算出)

◯地域づくりの取り組み
《認知症サポーター養成講座》
認知症について正しく理解し、認知症の方やその家族の良き理解者となり、地域で見守りや話を聴くなど、自分のできる範囲で応援する「認知症サポーター」を養成しています。キャラバン・メイト(研修を受けた講師)が講座を行います。

◯予防の取り組み
《いきいき脳チェック》
認知症の早期スクリーニングアプリ「CADi2(キャディーツー)」(島根大学医学部第三内科開発)を使って認知機能を確認します。まだ、診断を受けていない認知症が心配な方や、そのご家族などの要望に応じて認知症地域支援推進員の保健師が訪問し、必要な方へはさらに詳細な検査を行います。

《いきいき脳トレ講座》
脳の老化を防ぐための生活について学ぶ講座です。5回シリーズで、市内3会場(令和5年度は加茂町・木次町・大東町)で開催します。

◯認知症の方・ご家族を支える取り組み
《オレンジカフェうんなん》
認知症の方やご家族が、気軽に集って話せる場です。認知症について知りたい方、認知症の進行を予防したい方、認知症について相談したい方など、どなたでも参加できます。

《オレンジサークル》
認知症サポーターからステップアップした方が、カフェの参加や啓発などの活動をします。

《高齢者等見守りSOSネットワーク事業》
徘徊などにより行方不明になった方を、早く見つけて保護するための仕組みです。見守り会員に、行方不明者に関する情報をメール送信し、会員は届いた情報により、行方不明者の発見・保護に協力します。今年度から、事前登録をされている方へ見守り二次元コードシールを渡しています。

問い合わせ先:
・上記取り組みに関すること、どこへ相談したらよいか分からないこと
保健医療介護連携室
【電話】0854-40-1095
・高齢者の方の生活や介護についての相談
雲南市地域包括支援センター(雲南市社会福祉協議会へ委託)
【電話】0854-47-7799

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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