◆三新塔あきば協議会
◯「三新塔を語ろう!青空会議」
発表者:安井敏之(やすいとしゆき)さん
次世代の方々の地域活動の参加へのきっかけづくりに取り組む若者会「三新塔を語ろう!青空会議」(以下、青空会議)。
地域の30代~60代15人程度が集まり、「楽しい」、「おいしい」、「おもしろい」をテーマに、BBQ(バーベキュー)、イベント参加などの交流を通して、社会貢献し、地域活動の担い手づくりにつなげていく取り組みを進めています。
《広域的な地域の"若者会"をめざして》
令和3年に地域の研修に参加した際に、参加者同士で「屋内での難しい会議ではなく、屋外でざっくばらんに意見交換したい」と話していたことが取り組みのきっかけでした。地域自主組織の地区内での広域な"若者会"ができたらいいなという思いで青空会議を始めました。当初はうまくいくか不安でしたね。
青空会議で夏のイベントへの参加に向けて、焼きマシュマロの練習をするBBQをメンバーで行ったところ、近所の子どもも参加してくれ、本番さながらの数のマシュマロを焼きました。これから頑張っていこうというときに、新型コロナウイルスオミクロン株が流行し、イベントはもちろん飲食も制限されるようになり、活動は休止状態となりました。
《"できることからやろう"と参加した「きすき秋の賑わい市」》
秋口から「できることからやろう」ということで「きすき秋の賑わい市」に綿菓子と射的を出店しました。当日は行列が絶えず、大変でしたね。また、三新塔あきば協議会の秋の文化展でも、射的を出店しました。
1年目は苦しい年でしたが、少しずつみんなで活動できた年でした。
今年5月に開催したBBQイベントでは、メンバーから「今度は○○さんを誘おうや」や「今、□□さんに声掛けしとるよ」など、輪を広げてくれようとしていることがうれしかったです。参加してくれた子どもとも交流できました。「このアユはぼくたちが放流したアユじゃないの」とか、「もう少し焼いたほうがいいよ」など、自然と会話が生まれるので、BBQは交流にはもってこいだと思います。
《今後の取り組み》
ゆくゆくは秋葉なかよし広場でアユのつかみどりBBQを開催し、子どもたちに参加してもらいたいと思っています。子どもの頃にこういったイベントに参加してもらい、思い出を作ってもらうことで、都会に出てもふるさとに戻ってくるきっかけになるのではないかと思っています。
これからも、いろんな出会いを演出し、「楽しい」、「おいしい」、「おもしろい」交流をみんなに提案していきたいです。
地域の担い手育成事業補助金は、本年度も各地域自主組織が活用されています。
また、中野の里づくり委員会が取り組まれた「若者が中心となるイベントの開催(なかのフェス)」を掲載しています(6ページ)。ぜひご覧ください。
この他にも、地域自主組織では独自で担い手育成確保につながる取り組みをされています(8ページ掲載の「みとやハンドメイドマーケット」)。
今後も地域の担い手の育成・確保に向けて取り組んでいきます。
問合せ:地域振興課
【電話】0854-40-1013
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