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雲南市立病院経営強化プランを策定しました 経営課

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島根県雲南市

本プランの策定過程においては、令和4年7月にワーキングチームを設置し、院内職員の意見や関係者と協議を行い、雲南市議会への報告を経ながらこれまで進めてきました。この度、令和5年11月に雲南市立病院経営強化プランを策定し、今後5年間(令和5年度~令和9年度)にかけて経営強化の取り組みを進めていきます。今後とも雲南市立病院へのご理解・ご協力よろしくお願い申し上げます。

1.目的
令和4年3月、総務省は「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」を通知し、公立病院は令和9年度までの経営強化プランを策定の上、病院事業の経営強化に総合的に取り組むことを求めました。ガイドラインでは、(1)役割・機能の最適化と連携の強化、(2)医師・看護師等の確保と働き方改革、(3)経営形態の見直し、(4)新興感染症の感染拡大時等に備えた平時からの取り組み、(5)施設・設備の最適化、(6)経営の効率化等について取り組むことが示され、それらを踏まえた上で、当院が雲南圏域の基幹病院として、地域住民に対し安全安心な医療を持続的に提供できるよう、当院の果たすべき役割を明確化するとともに、経営の健全化に取り組んでいくための道筋を示すことを目的としています。

2.計画の期間
令和5年度(2023年度)~令和9年度(2027年度)の5年間

3.基本方針
当院は、雲南市を中心に雲南二次医療圏における中核病院として、急性期から回復期、慢性期医療と、患者さんの状態に合った医療サービスを隙間なく提供する役割を担っています。
今後も、地域における中核的な役割を継続していくため、5つの基本方針を定め、それぞれに対する実施計画、取り組みを実行・実現していくことで、病院としての診療機能の向上を図り、健全な病院経営の実現をめざしていきます。
(1)雲南圏域での中核病院(基幹病院)としての役割を果たす
(2)医師・看護師などの医療職の育成・確保を推進するための継続的な人材育成
(3)5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、小児医療、周産期医療)および在宅医療と新興感染症対策
(4)地域医療連携推進法人を核とした役割・機能の最適化と連携の強化および地域包括ケアシステムの推進
(5)健全経営に徹し、良質な医療提供が持続可能となる経営基盤の確立

4.経営強化プランの点検・評価・公表
プランの点検・評価については、その客観性・透明性を確保する必要があると考えます。そのため、外部の有識者や地域住民などの参加を得て「雲南市立病院経営強化プラン評価委員会」を設置し、委員会に諮問し評価をいただくこととしています。
10月12日(木)、プランを評価いただくため第1回目の委員会を開催し、たくさんのご意見をいただきました。いただいたご意見をプランに反映したものを公表しています。

詳細は、雲南市立病院公式ホームページを確認ください。
【URL】https://unnan-hp.jp/

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