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自治体の皆さまへ

〈特集〉小さな一歩の原動力。不安よりもFUN(ファン)であれ。(2)

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島根県飯南町

◆住みやすい点(複数回答)
近所付き合いが活発で、おしゃべりしたり、助けあったり。車を持っていない人を乗せてあげたりすることも

◆帰還希望
農地を持つお宅が少なく、「継ぐものが住居しかない」という特徴も。跡継ぎに「帰ってきて」と強く言えないのが現状

◆赤名を持続させるための主体
人が減り、空き家が増える赤名連坦地。暮らしを維持するために、誰が動くべきか。「居住者」という回答が大多数

◆「楽しい」がもたらす好循環
これからの暮らしを維持するために「居住者」が動くべきと答えた人が大多数の赤名連坦地。「でも、動く人はいつも同じということも明らかになりました」と内田さんは話します。
暮らしを維持するために何をすればいいか―。「こんなふうに考えると、急に頭も体も動かなくなりますよね。私だってそうなります」と内田さん。「だから、もっと身近なところで、楽しいことから始めればいいんじゃないですかね」と続けます。
「家から出て誰かと話してみたり、ちょっとしたイベントに参加してみたり。麻雀だっていいじゃないですか。小さなことでも、積み重なれば大きな動きになるはず。それが結果的に、地域のにぎわいや見守りにつながっていたりするんです」。

◆大学に戻る「飯南ファン」
内田さんにとって、長いようで短かった1カ月間。お世話になったのは、赤名連坦地の人たちだけではありませんでした。
町内のお店に連れて行ってもらったり、家でお酒を飲ませてもらったり、泊まらせてもらったり。「来るもの拒まず」は、飯南町全体に根付いていると実感したそう。「その雰囲気をどんどん活かしていけば、もっと素敵なまちになるはずです。私自身、飯南町のFAN(ファン)になりました」と話します。
もともと人と話すのが大好きな内田さん。なぜかというと、知らないことに出会えるのが楽しいから。「飯南ミライばなしで、久しぶりに皆さんに会えるのを楽しみにしています」と言って、赤名連坦地を後にしました。

■まちづくり座談会 飯南ミライばなし~「いつか」じゃなくて「今」話そう!自分とまちの未来の話~
内容:
・事前説明…飯南町総合振興計画とこれまでの取組
・グループセッション…なりたい自分と飯南町の姿(10年後)ミライの姿のためにすべきこと
・意見交換…町長との意見交換

◇参加募集
・11/27(月) 19:00~21:00 谷笑楽校
・11/29(水) 19:00~21:00 頓原みせん
・12/1(金) 19:00~21:00 来島交流センター
・12/8(金) 19:00~21:00 赤名改善センター(内田さん参加)
・12/18(月) 19:00~21:00 さつき会館
どの日程で参加してもOK!
定員:30名程度(1会場)
申込方法:web申込フォーム、【電話】76-2864、【FAX】76-2221、役場窓口。当日参加可

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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