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今月の神楽NEWS

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広島県安芸高田市

佐賀県以外にも神楽の魅力拡大の取り組みを進めています。
多くの関心を集めた2公演を紹介します。

■安芸高田神楽 札幌公演
本市の神楽団が北海道で初めて公演をすることになったのは、SNS上にあげられた広島神楽を告知する1本のPR動画がきっかけでした。ホール担当者が主催事業として紹介する国内の伝統芸能の公演を探していたところ広島神楽の動画(※)が目に留まり、開催されることになりました。
公演当日は神楽を一目見ようと約1,000人が来場。羽佐竹神楽団が儀式舞を含む3演目を熱演し、カーテンコールでは万雷の拍手が送られ大盛況で終えました。会場には安芸高田市産品の物産展のほかに、衣装の着付け・フォトスポットコーナーも用意。初めて見るきらびやかな衣装を着ようとする方々で長蛇の列ができ、神楽の魅力にしっかりと触れていただく1日となりました。(※)広島神楽の動画は本紙掲載のQRコードからご確認ください。

◇公演DATA
日時:10月29日(日)
場所:札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道札幌市)
出演:羽佐竹神楽団(高宮町)
演目:神降し、葛城山、八岐大蛇
主催:札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市芸術文化財団)

■ひろしま神楽 宮島奉納
毛利元就が郡山城に入城して500年の記念の年、元就が戦国武将として飛躍するきっかけとなった「厳島合戦」の舞台・宮島で神楽奉納を行いました。秋の紅葉シーズンを迎え多くの観光客が訪れる宮島。その玄関口の桟橋前広場に特設ステージが用意され、廿日市市から栗栖神楽団、本市から桑田天使神楽団、吉田高校神楽部が出演し、計6演目を奉納しました。
今回の奉納神楽では、元就の郡山城入城500年を機に作家の稲田幸久さんが創作した新演目「厳島合戦」を吉田高校神楽部が上演。物語の舞台となった地で、新作神楽を見事に披露しました。世界遺産である宮島の地で、神楽囃子(ばやし)が鳴り響く貴重な一日となりました。

◇公演DATA
日時:11月4日(土)
場所:宮島桟橋前広場(廿日市市)
出演・演目:
桑田天使神楽団(美土里町) 滝夜叉姫、八岐大蛇
吉田高校神楽部 悪狐伝、厳島合戦

問合せ:商工観光課 観光係
【電話・お太助フォン】47-4024

■県外での神楽上演予定
3月9日(土) ひろしま神楽 河内公演(大阪府富田林市)
3月30日(土) ひろしま神楽 堺公演(大阪府堺市)

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