尾道市マリンスポーツ推進事業 尾道海属 マリンスポーツの「聖地」に‼(1)

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今回の特集では、尾道がマリンスポーツの「聖地」になることを目指して、昨年度から本格的に取り組んでいるマリンスポーツ推進事業である「尾道海属」と名付ける取組みや海属の仲間について紹介します。

■尾道海属とは「立場を超え、海に集う仲間となり、協力しながら、海と親しみ、海を守っている」このような状態及びその仲間をこう呼ぶ
・住む人…思い思いにマリンスポーツを楽しみ、みんなが「尾道の海を愛し、海を守る」という思いを持ち、生き生きと語り、支えあっている。
・訪れる人…多くの人が尾道でのマリンスポーツに興味を持ち、ファンが繰り返し訪れるとともに、新たにマリンスポーツを好きになるきっかけを得る場所になっている。
・市内外の支える人…マリンスポーツをする人や見る人を歓迎し、笑顔でもてなしている。マリンスポーツを支えるために、多くの人が尾道を訪れている。
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▽尾道の将来
海事都市尾道の象徴「連なる島々と内海」が紡いだ歴史や文化に支えられ、マリンスポーツが尾道ブランドとなり、海事産業の活性化を促し、尾道が賑わっている。

この事業では、マリンスポーツを幅広くとらえ「海の活動」とし、海に関係する活動すべてを対象とします。
・カヌー、SUP、ヨット、ウィンドサーフィン、ウェイクボードなどに加え、海水浴、砂浜での活動、磯歩き、釣りもマリンスポーツ
海に関わるすべての人を繋いでいくこと。その繋がりから、また、新しい関係性が生まれ、新たな仲間が繋がっていく。
海に関わるすべての人が、海を安全に楽しみ、海を大切にし、サスティナブルな社会の実現を目指します。

▽尾道海属登録受付中
事業趣旨に賛同し共に行動していただける個人、団体、企業を募集しています。詳しくは、尾道海属ポータルサイトでご確認ください。

■尾道で体験できるマリンスポーツ
●カヌー(カヤック)、SUP、ウェイクボードを紹介します!!
▽カヌー
カヌーとは元々丸木舟を意味し、パドルと呼ばれる櫂(かい)で漕(こ)ぐ舟のことで、海・川・湖でツーリングや競技を楽しむスポーツとして世界中で愛好されています。
カヌーの中でパドルの両方に漕(こ)ぐ面(ブレード)がついているものを使う細身の舟をカヤックといいます。

▽ウェイクボード
1枚のボードに両足を固定し、モーターボートに引かれて滑走する。モーターボートが作る引き波(ウェイク)を利用してジャンプなどを行います。

▽SUP(サップ)
スタンドアップパドルボードの略で、サーフボードの上に立ち、パドルを用いて水面を漕(こ)いで進みます。
近年、SUPツーリングやSUPフィッシングなど多くの人が楽しんでいます。

●海の安全について
海は、だれにも楽しみを与えてくれますが、楽しみ方を間違えると命にかかわる危険をはらんでいます。海やマリンスポーツを正しく理解し、安全に楽しみましょう。
安全に楽しむための基本：ライフジャケットの着用
カヌーやSUPなどを行うときはもちろん、釣りや磯歩きなど落水の危険性があるときはライフジャケット(救命胴衣)を着用しましょう。
ベスト型や膨張式など様々な種類があります。活動にあったものを用意しましょう。
海上保安庁が、「ウォーターセーフティガイド」を作成しています。ご覧ください。

●(VOICE)海属の仲間たちにお話を伺いました。
▽SlowBase@Shimanami代表　丸山邦夫さん(因島三庄町)
海に憧れ、海の近くに住んで釣りやカヤック、ボートに関わりながら暮らしたいと、因島へ東京から2年前に移住してきました。
現在、シーカヤックツアーやカヤックフィッシングを因島三庄湾を中心に1日1組ガイドしています。「最幸のおもてなし」「のんびり気持ちいいカヤック」「非日常体験」でリピーターさんも多いです。
今季は島でのカヤックフェスやインバウンド向けのツアーを企画しています。サイクリングだけじゃないしまなみの魅力を海アソビという視点から多くの人に知ってもらい、仲間を増やし、たくさんの活動をしていこうと思っています。

▽SEA CREW代表　尾道ウェイクボード協会理事　吉原照正さん(向島町岩子島)
ウェイクボードをはじめて20年以上になりますが、海で遊び、仲間を増やし、尾道ウェイクボード協会を立ち上げて、今年で3年目になります。ツアー形式にして、日本全国から尾道に来てもらっていますが、船で移動する魅力や魚など食べ物がおいしいと言われます。
ウェイクボードスクールでは、習いにきている人でプロになっている人も多く、ゲレンデコンディションのよさも、尾道の魅力のひとつです。
ウェイクボードは、年中できるスポーツで、プロの的確なアドバイスにより確実に楽しく滑ることができます。海上を滑る気持ちよさ、爽快感、尾道の海の楽しさを体験しに来てください。