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米どころ東広島(1)

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広島県東広島市 クリエイティブ・コモンズ

本市は県内でも有数の米どころ。あちらこちらで稲穂が実り、収穫を待っています。味の評価が高い東広島市産の米を食べてみませんか。

■米を作っている田んぼの広さ、県内最大級!
南北に長い本市では、さまざまな品種の米が作られています。味わいは品種によって異なり、育てる場所や人によっても変わります。

◇東広島市で栽培されている品種(一部)
コシヒカリ:つややかで粘りが強く、甘みがあり、食味のバランスが優れている。日本で最も作付面積が広い。
ヒノヒカリ:ほのかな甘みと粒感があり、さっぱりとしている。おかずの味わいも引き立つ。
あきさかり:白くて見た目がよい。食感はやわらかめで、もっちりとしている。
あきろまん:歯ごたえがある。冷めても味わいが落ちない。
恋の予感:広島県で生まれたオリジナル品種。のどごしがよく、適度な硬さと弾力がある。

■ご飯のプロに聞く! 身近な米をもっとおいしく 楽しく
株式会社サタケ
技術本部 穀物研究チームリーダー
藤田明子さん(ごはんソムリエ(R))
サタケでは米の味や香りの評価のほか、残留農薬など穀物に関わる化学分析の開発業務を担当。「ぶちうまいお米コンテストin東広島」の審査員も務める。工学博士。

◇米作りの適地
東広島市は1日の寒暖差が大きく水も豊富で、米作りの適地。おいしい米が育っています。
米のおいしさは、外観、香り、食感、味で評価します。炊き上がりの状態でつやがあるのはおいしい米のサイン。透明感のある見た目と軽い芳香、適度な硬さと粘りや、かすかな甘みが感じられます。

◇米は生鮮食品
精米したてが最もおいしく、徐々に鮮度が落ちていきます。おすすめは次の保管方法です。
・精米後は冷蔵庫で密閉容器に入れて保存
・玄米も15度以下の涼しい所で保存

◇米選びを楽しんで
・料理に合わせて米を選ぶ
・生産者による味の違いを楽しむ
・9~12月に販売される新米は、みずみずしくぬかのにおいが少なく特においしい

?米はどうやって評価?
米の評価は下のような機械(本紙参照)を使用した検査と、専門家が食べて点数を付ける試験の両方を実施します。

■11月に第3回ぶちうまいお米コンテスト
市内産の米のおいしさを審査する「ぶちうまいお米コンテストin東広島」。米の食味向上や、地産地消とブランド化の推進を目的にしています。昨年度は134点の応募がありました。コンテスト受賞米は、とれたて元気市となりの農家店(西条町)で販売されます。

◇コンテストのエントリー 受付は9月29日(金)まで
自慢の米で挑戦してみませんか。
・決勝大会
日時:11月21日(火)
場所:道の駅湖畔の里福富

◇道の駅で「丼ぶりフェス」開催
コンテスト受賞米を味わえるイベント「どこ丼?~ひがしひろしま丼ぶりフェス2023~」を開催。市内産の米や特産品を使った、さまざまな丼が会場に登場します。
日時:11月23日(木・祝)
場所:道の駅西条のん太の酒蔵

◇受賞者の声
第1回最優秀賞 村若さんのコシヒカリ
豊栄町在住 村若哲磨さん
孫ができて、安全安心を重視する米作りに変えました。スマート農法でおいしさを追求しています。コンテストはこうした取り組みが評価されるチャンス。勇気をもらっています。
・評価ポイント
つやがあり香りよく、毎日食べても飽きない味が評価されました。

問い合わせ:ブランド推進課
【電話】082-426-3093

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