市長新年ご挨拶

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新年おめでとうございます。

皆様が健やかに新年を迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。
旧年中は、市政の推進に格別のご理解とご協力を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられ、社会経済活動もコロナ禍以前に戻りつつあるものの、一方で、世界情勢の緊張に伴う原油高や円安などの影響による物価高騰により、依然として日常生活を送る上では、厳しい状況が続く一年でした。
こうした中、5月にはG7広島サミットが開催され、本市の基幹産業である半導体産業の促進に向け国を挙げて取り組んでいくことが示されるなど、国内外から多様な人材が集まり選ばれる都市を目指していく上での追い風を得た一年となりました。
身近では、酒まつりが4年ぶりの通常開催で、市内外から約20万人の方にお越しいただくなど、にぎわいが戻ってきたほか、国道2号東広島・安芸バイパスが全線開通し、本市の発展に欠かせない幹となる道路交通網も整いました。
また、自動運転・隊列走行BRTの実証実験開始や事業者ポータルサイト(サポートビラ)の運用開始、西条酒蔵群の国史跡指定など、今後の本市の成長や発展につながる事業に取り組んでまいりました。
本年は、市制施行50周年の節目の年です。広島大学の統合移転をはじめとした学術研究機関の集積や成長性のある企業の立地、それらを支える交通網・都市基盤の整備など、本市が今日に至るまで発展できましたのも、皆様の地域への愛着やまちづくりへのご協力とご尽力によるものであり、深く感謝の意を表します。
今後は、これらの成果を基礎とした持続可能な発展に向け、Town and Gownなどの新たな取り組みへの挑戦や、子育てや人口減少への対策、地域共生社会の実現などへ向けた施策を着実に推進することで、皆様一人一人がWell-being(幸福感)を感じて暮らしていただけるよう、引き続き、「やさしい未来都市　東広島」の実現に向けたまちづくりを皆様と共に全力で取り組んでまいります。
今後とも、市政への一層のご支援とご協力を賜りますとともに、本年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう、心から祈念申し上げます。

令和6年1月
東広島市長