わたしたちのまちを、キラリと輝かせる!採択団体の取り組みを紹介(2)

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■Project kirikushi coastal village
「働く、住む、繋がるまちづくり」Enishi代表　早稲田圭さん

▽今回の申請内容
より多くの人たちにより利用してもらうため、KCVでの施設の拡充、新たな取り組みを行うため、再度申請させて頂きます。
広島市からも一番近く、また運賃も一番安い切串港は手軽に江田島に来れるエリアとして整備をしていきます。
・より使いやすく
・より多くの人に・より楽しく空き家をどうしたらうまく活用できるのか?
DIYベントや畑収穫体験、釣り体験、料理教室など、これらをキーワードに地域を盛り上げていきたいと思います。

▽活動への思い
近年、ワークライフバランスを重視し、自然に囲まれた環境の中での暮らしを求めて、地方からUターンやIターンを希望する人たちが増えています。空き家を改装した古民家プラットフォーム「Ponte TAKATA」「KCV」を立ち上げることで市外から来られた方に、より広範囲で本市の魅力に触れてもらえる環境づくりを行います。
常設テナントも設けることで、市内の方たちも利用しやすい場所になるように計画しています。働く・住む・繋がるを目的に市の活性化に貢献していきたいと思います。

▽皆さんに一言
切串にもSUPや、釣り、飲食店などさまざまなテナントが入ってきました!
引き続きイベントも定期的に開催していますので、ぜひ遊びに来てください!「私もイベントをやってみたい!」「どうやって改装したのか教えて!」「飲食店をオープンしてみたい!」さまざまな職種や特技を持ったメンバーが微力ながら力になれると思います。お気軽にご相談ください。「Ponte TAKATA」「KCV」をよろしくお願いします!

■おおばらかぞくや食堂事業
「多世代・多国籍の人たちと食卓を囲む」かぞく家　為政伸彦さん・愛子さん

▽今回の申請内容
子育て世代はもちろん、地域の方や高校生、在留外国人、移住者など、全ての人々を対象にした「地域食堂」の運営を継続します。
運営時の課題の一つとして、席数が足りず、食事が済んだら席を立ってもらうことが多くありました。食堂を通じてさまざまな方と交流することや、ゆっくり過ごしてもらうことを大切にしたいので、増席し、食後もとどまり交流してもらえる場所を提供したいと考えています。

▽活動への思い
1年近く続けてきて、さまざまな気付きがありました。毎回楽しみにしてくださっている地域の方々、食べるだけではなく運営にも参加してくれる地元高校生、食堂を活用してくださる市社協の方々、そして運営に携わってくれる大学生による地域貢献など、開設前のイメージよりも、多くの価値や可能性を感じています。
多世代、多国籍の人たちと食卓を囲むことの楽しさや嬉しさを通して、地域の活性化に寄与し続けていきたいと思っています。

▽皆さんに一言
活動を始めてまだ1年近くですが、来てくださる方や、調理器具・家電、食材を提供してくださる方など、多くの方々の支えがあって活動が続けられることができています。今後も、多くの方に応援していただきながら、地域に根ざし、愛される「地域食堂」になるよう頑張っていきます!
現在は、毎月第3金曜日の夕方に開催しているので、ぜひ遊びに来てください。

■海友舎の修理工事に関する勉強会とワークショップ
「ペンキ塗りを通じて、江田島の歴史に触れる」特定非営利活動法人ぐるぐる海友舎プロジェクト代表　南川智子さん

▽今回の申請内容
海友舎の外壁保護(ペンキ)は、前回の塗装から、10年以上経過しており、劣化が進んでいます。外壁のペンキが無くなると、外壁素材そのものに雨水や直射日光が当たることで「割れ」や「剥がれ」などの損傷を起こすことが危惧されるため、早急な対応が必要とされます。そこで、建物外壁表面の保護と美観の再生を図るために、修理工事に関する勉強会と、ペンキ塗りのワークショップを実施します。

▽活動への思い
「古い建物を『保存』するって大変でしょう」とよく言われます。確かに思わぬできごとの連続です。しかし、その度に、いろんな出会いもあります。自分たちの手でペンキを塗ることも、その一つ。今までもボランティアで地道な活動をしてきました。毎月第2日曜日は定例の活動日で、海友舎の清掃と庭の手入れをしています。どなたでも参加できます。

▽皆さんに一言
ペンキ塗りの作業をしていると、海友舎の外壁には、さまざまな色の塗料が塗り重ねられていることに気付きます。これまでも多くの人の手によってペンキが塗り重ねられてきたことに、110年という時間の積み重ねも感じることができるのです。ぜひ、ペンキ塗りを通じて、江田島の歴史に手で触れてみてください。