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議会だより 上板町議会(4)

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徳島県上板町

◆安田孝子 副議長
〇[質問1]令和5年度当初予算の重点施策関係等について
(1)令和5年度の当初予算は、前年度に比べ増額となっているが、その要因について
答弁:廣澤総務課長
一般会計予算の増額の要因は、原油価格・物価高騰による電気料金等の値上げ、少子高齢化の影響による社会保障費の増加、介護保険特別会計等への繰出金、子育て環境の充実の為の、さくら保育所改修工事等になっている。

(2)今後の、公共施設等の老朽化対策について
答弁:廣澤総務課長
上板町公共施設等総合管理計画を基に試算し、将来更新に必要な経費見込みは、30年間の総額で約260億円、長寿命化対策を行っても192億円となっている、年間平均更新費用は、約6億4千万円必要な試算結果となっている。
そのため、今後とも公共施設の適正な維持管理に努めて参る。

〇[質問2]さくら保育所における使用済みおむつの処分状況について
(1)使用済みおむつの処分の現状について
答弁:乾さくら保育所長
保護者の方が迎えの時に持ち帰っている。

(2)厚労省の指針を受けて施設でのおむつの処分の対応について
答弁:乾さくら保育所長
保育士、保護者の負担軽減になるので検討をする。

(3)おむつの処分の行政の対応について
答弁:乾さくら保育所長
行政で十分協議し早い時期に対応をする。

〇[質問3]野生動物の出没対策について
(1)町内全域に出没している野生動物防止に当る上板猟友会の人数と年間活動について
答弁:長濱産業課長
野生動物対策は、上板町鳥獣被害防止計画に基づき実施し、猟友会は19名で捕獲許可は、90日間年4回となっているが、ほぼ毎日業務に従事している。

(2)上板町猟友会への業務委託費の現状について
答弁:長濱産業課長
毎年、有害鳥獣が出没する範囲が広がり巡視に要する自動車の燃料費、捕獲に要する資材が値上がり、厳しい委託料となっている。

(3)今後、伝統産業、農産物、生活環境を守るための有害鳥獣被害対策について
答弁:長濱産業課長
上板町有害鳥獣対策協議会が設立されており、行政・農協・猟友会、各地区対策協議会が、住民の皆様の安心・安全な生活環境を守ると共に、農作物の被害が最小限に抑えられるよう努めて参る。

〇[質問4]各小学校での地域学校協働活動・中学校での学校運営協議会の活動状況について
(1)各小学校の地域学校協働活動の特色ある活動状況について
答弁:坂東教育委員会事務局長
神宅小、七夕集会の開催、学校環境美化協力等、地域と学校が深い関係を築いている。
東光小、地域の協力で藍作り藍染めと伝統産業教育にとり組み上板町を誇りに思える心の育成につなげている。
松島小、「松島サポーター」を募集、学習支援、環境整備等の活動支援により地域と共にある学校づくりを目指している。
高志小、多くの講師を招き学習活動で、出会い、ふれあい、生き方を学び自ら考え生きる力をつちかっている。
各小学校とも子どもの成長を支える活動を推進し特色のある活動を伺うことができた。

(2)上板町学校運営協議会上板中学校本部、小中一貫教育(徳島モデル)の活動状況について
答弁:坂東教育委員会事務局長
上板中学校を拠点とし運営協議会を設置、地域と共にある学校づくりを目的に年3回会議を開催し、今年度は、町内小中学校の共通テーマを「あいさつ」に決定し取り組んできた。小中一貫教育事業は9年間の児童生徒指導に関し、中一ギャップの解消、ICT活動による異校種交流等に努め学校の活性化、諸課題の解決を目指し、学校教育の更なる充実を図っている。

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