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議会だより 上板町議会(5)

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徳島県上板町

◆岩野角雄 議員
〇[質問1]幼稚園・小学校の統合について
(1)幼稚園と小学校の児童数の推移について
答弁:坂東教育委員会事務局長
2008年度幼236名・小693名、2027年度(予定)幼120名・小424名。

(2)児童数の減少対策について
答弁:吉田企画防災課長
少子・高齢化対策として子育て世代への支援の充実を今後も継続する。

(3)幼稚園、小学校の統合について
答弁:瀬尾教育長
幼稚園は、町当局と緊密に連携し、令和5年度に統合に向け具体的な協議を進める。小学校は、統合だけでなく小中一貫校も視野に入れ、教育委員会や総合教育会議、校長会やPTAの会などで議論を進める。

(4)幼稚園、小学校の統廃合は、地域性、通学距離等を考慮し、町民・保護者の意見を十二分に聞き、慎重に検討されたい。統廃合すると言えども教育環境は常に整備すべきである
答弁:坂東教育委員会事務局長
より良い教育環境で児童生徒が安心して勉学に励めるよう教育環境の修繕、整備を行う。

〇[質問2]部活動の地域移行について
(1)少子化や学校単位での部活動が困難になることや教員の働き方改革を進める必要性がある。中学校の部活動の地域移行について
答弁:坂東教育委員会事務局長
地域移行が可能な部活動から段階的に行うため、受け皿となる団体、指導者の確保に努める。上板町部活動検討委員会を開催し、今後の部活動のあり方について検討する。

(2)指導中の事故等の責任の所在、保護者の費用負担の増、指導者の報酬、指導者の専門的で高度な知識、技術や能力などの問題について
答弁:坂東教育委員会事務局長
地域と連携協力して子ども達が少しでも良い環境でスポーツ・文化に関われるようにしていく。

〇[質問3]子育て支援について
(1)保育所における紙おむつ・おしりふきなどのサブスクリプションの導入について
答弁:乾さくら保育所長
保護者の意見を聞き、今後検討する。

(2)紙おむつの保育所での回収は早急に開始してください

〇[質問4]パートナーシップ・ファミリーシップ制度の導入と啓発、権利の保障について
答弁:乾住民人権課長
国・県・近隣市町の動向を注視し、住民の声に耳を傾ける。

〇[質問5]財政状況について
(1)令和5年度当初予算から歳入の現状と今後の見込みについて
答弁:廣澤総務課長
町税や交付税は、これ以上の伸びは余り見込めず、交付税措置のある地方債の借り入れを増やし、財政調整基金を取り崩して歳入に充てるなど、非常に厳しい状況となっている。

(2)約20年前の上板町が財政破綻寸前の時と、令和5年度の歳入予算の編成状況が似てきている。財政の健全化、硬直化について
答弁:廣澤総務課長
令和3年度決算は、連結実質赤字比率は黒字であり、3カ年平均の実質公債費率も5・7で、健全化判断比率の数値は年々改善している。

(3)行財政改革の推進について
答弁:廣澤総務課長
自主財源が乏しく国県に依存した厳しい財政構造であり、歳出抑制のための財政改革を進める。

(4)令和4年度より11名もの職員を増やすが、人件費の財源確保について
答弁:廣澤総務課長
結婚・妊娠・出産・子育て等の環境を充実させ教員の働き方改革による部活動の地域移行に対応するため、保育所・幼稚園、学校関係で職員を増員する。育児休暇職員の補充も行う。これまでの行財政改革の手を緩めず、財政健全化に取り組む。

◆青山紘一 議員
〇[質問1]自然災害での防災・減災対策について
(1)指定緊急避難場所の敷地内への出入り口のバリアフリー化は
答弁:吉田企画防災課長
緊急避難場所は13カ所あり、敷地内の正規の出入り口はバリアフリー状態になっている。

(2)要避難支援者名簿の状況は
答弁:高原民生児童課長
災害が発生した場合や発生する恐れがある場合に自力で避難が難しく、支援を必要とする方々の「避難行動要支援者名簿」の登録者は令和4年11月1日現在で140名となっている。

(3)避難訓練は
答弁:吉田企画防災課長
新型コロナウイルス感染症が発生し全町民を対象とした避難訓練の開催を控えていたが、令和5年度からは避難訓練を含む防災訓練全般の再開を見込んでいる。

〇[質問2]新型コロナウイルス感染症対策(マスク緩和)について
(1)上板町の対応は
答弁:吉田企画防災課長
令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねられる事になる。

(2)学校生活での対応は
答弁:坂東教育委員会事務局長
3月末までは原則学校生活ではマスク着用とし令和5年4月1日以降は「学校教育活動においてマスクの着用は基本求めない」としている。

(3)通学時のマスク着用は
答弁:坂東教育委員会事務局長
通学時はマスク着用を基本とした上で「一定の距離が保てる場合はマスクを外しても良い」、「暑気や息苦しさがある場合も適宜外すこと」としている。

〇[質問3]人口減少対策について
(1)今後の人口減少対策の考えは
答弁:吉田企画防災課長
令和2年3月策定の上板町人口ビジョンにおいて、ひとつは「直接的に人口増加や人口減少の抑制を目指すだけでなく、社会全体の暮らしやすさ、魅力を高める」、そして「さまざまな関わりとつながりを構築する」最後に「子育てしやすい環境を整備する」という3点を人口減少対策に関する基本姿勢としている。

(2)転入・転出時の理由の聞き取りは
答弁:吉田企画防災課長
平成26年度より、転入者に対しては窓口にてアンケートへの協力を依頼し転入理由を把握し移住・定住促進策や子育て、生活環境に関する様々な施策に活かすよう心がけている。

(3)企業誘致の現状は
答弁:吉田企画防災課長
企業誘致の現状としては、令和2年度に日本酪農協同株式会社の徳島工場の移転があるが、それ以降誘致には至っていないものの、県担当課等を通じ情報提供依頼にはその都度対応し誘致への働きかけを行っている。

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