文字サイズ
自治体の皆さまへ

【トーク企画】市長としゃべらんで Vol.15(1)

1/38

徳島県吉野川市

■地域おこし協力隊×原井敬市長
「市長としゃべらんで」第15回目の今回は、新たに着任した「地域おこし協力隊」の6人の内、3人の隊員と原井市長とのトークセッションの模様をお伝えします。(収録日:10月4日)
※次回の「市長としゃべらんで」では、残りの3人の隊員とのトークセッションをお伝えします。(予定)

・原井敬 市長
・須藤優(すどうひろ)氏 農業振興に関する業務 麻植郡農業協同組合勤務
・藤田(ふじた)ひかる氏 阿波和紙の伝統技術の継承に関する業務 阿波手漉和紙商工業組合勤務
・和泉美佳(いずみみか)氏 吉野川市のPRおよび広報活動に関する業務 吉野川市市長公室勤務

▽地域おこし協力隊になろうと思った理由
市長:それでは、簡単な自己紹介と地域おこし協力隊を志望した動機を須藤さんからお願いします。
須藤:須藤優と申します。京都府京都市出身です。志望した理由は、私は小さい時からテレビで田舎の農業番組などを見ていて実際に農業をやってみたいという思いがありました。前職を辞めたタイミングで、自分のやりたいことをやろうと思い、農業関連の仕事を調べていました。そんな時、知り合いの人から地域おこし協力隊という制度があるという話を聞き、調べていたら吉野川市が農業の部門で募集しているのを知りました。僕も農業の知識を習得したかったので応募しました。
市長:ありがとうございます。確か実家は全く農業に関係なかったですよね。
須藤:はい。
市長:土いじったり野菜を育てたりは?
須藤:家の庭でプランターを使って。
市長:家庭菜園?
須藤:家庭菜園で大根を育てたりしてました。
市長:なるほど。まったくの素人っていうわけでもないんやね。
須藤:でも、知識とかは全然ないので。
市長:今は農協のどこにおるんかな?
須藤:今は上浦の育苗(いくびょう)センターのハウスでブロッコリーの苗を育ててます。
市長:普段はずっと上浦の方でおるん?
須藤:はい。
市長:なるほど。基本的には体を動かす業務と思うんですが座学みたいなのはあるの?
須藤:基本は体を動かす業務です。
市長:体で覚えるみたいな。
須藤:はい。
市長:それでは、次に和泉さんお願いします。
和泉:5月から市長公室の方でお世話になっています、和泉美佳と申します。私はこの3月まで東京の区役所で勤務していたのですが、今後の自分のあり方を考えるうちに、今とは違う環境で新しいことにチャレンジしていきたいという気持ちが年々強くなり、リスタートという意味でも思い切って地元に戻ることを決めました。そんな時に地域おこし協力隊の募集があることを知り、業務内容が自分のやりたいことと合致したので、応募しました。
市長:ありがとうございます。和泉さんの場合は、この3人の中で唯一、吉野川市生まれですね。
和泉:そうですね。
市長:美郷生まれ、美郷育ちですよね。
和泉:はい。
市長:藤田さんは美郷のことは知ってる?
藤田:アワガミ国際ミニプリント展の審査会の時に初めて行きました。
市長:美郷のふるさとセンターでありましたね。須藤さんは吉野川市内あちこち行った?
須藤:まだ、ちょこっとだけです。
市長:美郷は色々と四季折々のイベントがあって、人口はかなり減って多分700人台(10月末現在774人)だったと思います。昔は小学校が4つあったんです。私が生まれる前で50年前までは人口が3000人ぐらい(昭和45年の人口3302人)いたんですよね。現在、小学校は全部廃校になってしまったんですけどね。自然が豊かで梅酒も含めて色んなコンテンツがあって、美郷は交流人口がすごいんですよ。また、和泉さんには色々と発信していただきたいと思います。
和泉:はい。
市長:最後に藤田さんお願いします。
藤田:藤田ひかると申します。現在は和紙会館で業務をさせていただいています。出身が大阪で、大学が京都で4年間京都に住んでいました。大学が美術系の大学で、その時に紙漉きをやっていました。卒業制作でも和紙を使っていて、和紙に関わる就職がしたいなと思い、就職先を探していた時に和紙会館にたどり着きました。そこで地域おこし協力隊という働き方を知って、面白そうだな、働いてみたいなと思い、志望したのがきっかけです。
市長:面接の時に自分の作品を色々見せてくれたよね?
藤田:あれは和紙で作ったお面です。実際に面接の時にお見せしましたね(笑)
市長:さすが美術系の大学の学生さんだなと感じました。
藤田:今も作品作りは継続してやっていて、10月1日まで和紙会館2階のギャラリースペースでスタッフ展に参加させていただきました。作家活動しているスタッフの方が多くて、10人ぐらい集まって有志でやりました。
市長:スタッフの方は物作りが好きな方が集まってますからね。
藤田:NHKの方が取材に来てくれたりして、すごく楽しい展示会になりました。
市長:普段は和紙会館の方でおるんよね?
藤田:はい。現場の方で働いています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU