文字サイズ
自治体の皆さまへ

トーク企画 市長としゃべらんで Vol.13(1)

1/30

徳島県吉野川市

■鴨島駅前活性化に取り組む皆さん×原井敬市長
「市長としゃべらんで」第13回目の今回は、鴨島駅前の活性化に取り組む皆さんとの対談が実現しましたので、その模様をお伝えします。

・原井敬市長
・鴨島町商店街連合会協同組合 鎌田正樹(かまだまさき)氏
・かもじま五九郎まちづくり株式会社 吉岡敏明(よしおかとしあき)氏
・かもじま五九郎まちづくり株式会社 工藤勝則(くどうかつのり)氏

▽自己紹介と思い
市長:まず、皆さんの自己紹介からお願いします。
鎌田:商店街で商売をさせていただいている鎌田正樹と申します。25年ほど前からまちかどコンサート、15年前ほど前からまちづくり会議、現在はまちかどコンサート含めて商店街連合共同組合(以下連合会という)などの代表をさせていただいております。今日はよろしくお願いいたします。
吉岡:かもじま五九郎まちづくり会社(以下まちづくり会社という)代表取締役の吉岡敏明です。
僕が小学校の頃、今から60年ほど前(家は西麻植なんですが)、当時はどこの家も貧しい環境にある中、街に出てくることがすごい楽しみで、人が賑わっておもちゃ屋があったり洋品店があったり果物屋があったり、鴨島銀座通りに来たら日常生活の何もかも揃うっていうような賑わいがありました。阿波踊りのときはほんまに来るのが楽しみで、年に1回の楽しみが今後の人生につながってきた、そんな賑わいを取り戻したいという思いでやっています。
僕が18歳の頃に、大阪に就職して3年後に鴨島に帰ってきました。そのときの話なんですが、友達と飲みに出かけて夜になった中央通りを歩いていたら、店の中から「おい吉岡」「おまえ大阪からもんてきて一人で商売始めたんじゃのう、頑張れよ」ってよく声をかけられて、「ちょっとこい、まぁ飲めーだ」って奢ってもらうこともありました。そういうことがあって今の自分があるんです。頑張れよと声かけいただいた方にお返しすることはできませんが、僕がそういう立場になれたときに地域の若い人とかにお返ししていきたい、この街に住んで良かった、生まれて良かったっていうことをつなげて行きたいって思います。そういうことがまちづくりをしていくうえでの一番大事なことかなと思っております。
工藤:工藤勝則と申します。出身は飯尾で3年前に仕事を終えて鴨島に帰ってきました。少し体を悪くしていたんですが、元気になってきたんで街に少しでも貢献できることはないかなと思って、去年の11月ぐらいに吉岡さんのところにお手伝いに行ったんです。最初は移住コーディネーターになって少しでも貢献できたらなと思ってやっていたんですけど、今はまちづくり会社にどっぷり浸かった感じで、ボランティアとしていろいろチャレンジしていきたいなと思っております。
地域に貢献するってどんなことができるかなって考えていたんですけど、近所に空き家とかが多くて崩れかけてる家もあって、そういうところに少しでも貢献できたらと思っております。
市長:実は本市も空き家バンクという制度を運用していまして、このたび宅地建物取引業協会と協定を結んで不動産会社に登録されている物件も登録できるようになりました。協会も空き家相談などを年に数回行っていまして、少しでも移住者とつなげたいとの思いは同じでしたので。今後は空き家バンクも充実していくと期待をしています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU