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自治体の皆さまへ

トーク企画 市長としゃべらんで Vol.13(4)

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徳島県吉野川市

▽今後、活性化に向けて取り組んでいきたいこと
市長:最後に、今後取り組んでいきたいことそれぞれ頭の中に浮かぶことがあればお話を聞かせてもらえたらと思います。
鎌田:駅もKi-daも綺麗になったんですが、アーケードが夜の8時になったら真っ暗で、1つはアーケードの改装をね。今年度から来年度くらいにLEDにするだけじゃなくて、鴨島駅前に来てロータリーからポケットパークまでおしゃれに繋ぐような計画をみんなで立てていきたいと考えています。防災拠点も含めて。
2つめは、「いま、どこぞ空いとるとこないで?店するとこないで?」って聞いてもいつも「分からんな、聞いてこないかん」となるから、鴨島駅前でお店を開きたい人がいたら、どこに聞いても空き店舗の状況が分かるようにデータ化したいと思っています。
最後は僕の思いだけなんですけど、曽我廼家五九郎です。曽我廼家五九郎を主人公としてドラマでとりあげていただいて、幼少の頃なら鴨島も出てくるだろうし、鴨島の年に1回の祭りだけじゃなくて、もっと幅広く知ってもらいたい。その3点ですね。
市長:わかりました。ありがとうございます。それでは、吉岡さんは今後やってみたいこととか構想があれば。
吉岡:今、鎌田さんからもあったように、とにかく中央通りを明るくしたいんです。LED化をする中でいろんな方法があると思うんです。明るくしない限りは人は絶対集まってこないっていうことと、人が集える場所を明るくして飲食の店舗とかを増やしていったらもっともっと若い人たちが集ってくるんじゃないかと思っています。
フランス料理とかイタリア料理とかの料理人が10人以上集まって、鴨島でも店を開きたいという人が何人かおるけんまたゆっくり話し合いましょうと、現実的なものにしていきましょうって言ってもらっているんです。そういうこともやっぱり市とタイアップするとか、我々単独ではなかなか前に進んで行きにくい面もあったりすると思うんでね。
あと1つだけいいですか。イベントの準備をしてるときに市長が自転車で来てくれたときのこと僕忘れんのよね。
市長:こんなことしてほんまにええなと思ったんよね。市民の声を自転車で来てくれたら聞けるよね。
市長:今日も自転車で移動しています。4月からヘルメットが努力義務になりましたのでヘルメットを忘れずかぶるようにしています。
吉岡:ずっと続けてもらいたいってことと、時間があれば山川とかね川島の方の声もね。市民の声を大事にしてくれるって我々にとっては嬉しいことなんで、距離感が近い存在っていうんですかね。市民にとってこんなありがたいことはないって僕は思うとんよね。それはずっとお願いしたいと思ってます。
市長:ありがとうございます。この界隈も新しい店舗、特にテイクアウト系が多いですよね。市の方でもそういうお店を開くときの補助金がありますのでそれを使ってくださっています。
ほんで駅前の商店街、いわゆる中心市街地以外でもそういう補助のメニューがあったりするんです。例えば川島だったり山川だったり。そういうときでも使えるようなメニューを組み立ててまして。
自転車も実は市役所と山川の自分の家にそれぞれ置いてまして、近場は自転車で行っていて、市民の方と触れ合いやすいっていうのと実は自転車で移動しよったら道路の舗装の傷み具合とか、河川の堆積物の度合いとか、立ち止まって見たりできますからね。
市長:工藤さん、今後の展望とかありましたら。
工藤:地域おこし協力隊に、まちづくり会社に来てもらってキッチンカーでも露店でもかまいません。勉強してもらって一緒に起業まで持って行って定住につながればいいなと考えています。
もう1つは、先の話になりますが拠点づくりです。1つの拠点を作ってシェア畑とかサテライトオフィスとかサロンみたいな形もいいんですけど、みんなが集まるようなところがあればと、まちづくり会社の目標なんです。
理想なんですけど畑があったり田んぼがあったりするようなところに拠点があって、移住とかそういうサポートができたらなって個人的に思ってるんです。
市長:地域おこし協力隊も、新たに4月から5人、5月から1人着任しまして、今10人近くいるんですが、最終的には起業っていう形で吉野川市で住んでいただきたい。工藤さんも言っていましたけど、ここ2・3年後の大きな目標であると考えています。
また来年度に向けて、いい人財を募集して地域の力になっていただける方を募集していきたいですね。
それでは、お時間が参りましたので、このへんで終わらせていただきたいと思います。
ありがとうございました。

■鴨島町商店街連合協同組合
子どもから高齢者まで誰もが集う商店街を目指している。
平成23年から空き店舗を活用し賑わい創出事業に着手し、「ごくろうマーケット」「五九郎おもしろ館」「甘味処ごくろうさん」をオープン。
平成27年10月には、地域住民への調査で判明したニーズ「高齢者が集える施設」「子どもが遊べるスペース」に応えるコミュニティスペース「五九郎わくわくサロン」が設置され、地域住民の憩いのスペースとなっている。

■かもじま駅前まちづくり会議
鴨島駅前を街づくりの拠点とし「潤いのある、かつての街に」との思いを込めて2010年5月に発足。鴨島駅前周辺の情報発信などを行っている。

■かもじま五九郎まちづくり株式会社
鴨島駅前商店街を活動拠点とし、まちの活性化への事業を提案、推進している。交流スペースの運営、イベントの開催、移住支援、商店街への出店に関する相談を行っている。

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