地域おこし協力隊レポート Vol.03

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■今月の地域おこし協力隊　田岡若葉隊員

▽『美郷の梅干し』
皆さん、知ってました?
吉野川市美郷の梅は2019年に全国観光特産士会の日本観光特産大賞にてニューウェーブ賞で金賞を受賞してるんです!!美郷の梅って本当に貴重な存在なんです!
「梅酒特区」にも認定されている美郷ですが、梅酒のみならず梅農家の方自らが梅の加工品(梅干し、梅エキス、梅肉)などを作っています。
今回は美郷の梅干しについて紹介します。
美郷の梅干しは果肉が柔らかく、昔ながらの手法で作られています。美郷の梅でもある竜狭小梅(りゅうきょうこうめ)は、おにぎりなどに使いやすく、人気の梅干しです!
今の時期塩漬けした梅を夏の暑い日差しを利用して天日干しが行われています!梅農家さんは大量の梅を手作りのすだれに乗せて天日干しをします。ひっくり返す作業やヘタを取る作業は全て手作業です。これがまた大変な作業で時間がかかる作業だそうです。
天日干しの後は、赤紫蘇で梅を漬けていきます。赤紫蘇も農家さんが自分たちで育てた紫蘇が使われています。赤紫蘇は茎以外のところが使われており、それにより綺麗な赤色になるそうです。もちろん、着色料や保存料は一切使われていません。
いつも当たり前にお弁当に入っていたり、朝ごはんと一緒に食べたりしている美郷の梅干しですが農家さんが丹精込めて作ってくれているのだと改めて感じました。
梅農家さんがすべて手作業で手間暇かけて作ってくれている梅干しだからこそおいしいんですね!夏の時期、熱中症対策にもなるのでおすすめです。ぜひ、自然の旨味だけを使った美郷の梅干しを一度食べてみてください!