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トーク企画 市長としゃべらんで Vol.14(2)

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徳島県吉野川市

▽活動内容
市長:これまで、12年あまり活動してきた内容的なところをお聞かせ願えたらなと思うんですが。
高橋:一番最初の活動は高齢者の啓発訪問で年2回行っています。4月と11月ぐらいに。
市長:独居老人ですか?
高橋:独居老人です。
市長:高齢者のお家への訪問活動みたいなものですか。
高橋:安否確認というよりか、ちょっとした話相手ですね。
市長:まさしく民生委員みたいな活動ですよね。
高橋:その時に民生委員の邪魔はしないようにっていうのが最初に言われた言葉でしたね。年に2回のことなので、行ったらみんな喜んでくれています。
藤本:やっぱり1人暮らしだったらね、話も全然しない時が多いんで。それで訪問活動は制服で行ってるんですよ。
市長:制服で?
藤本:きれいな制服で(笑)。
市長:いつも出初式の時に着られている制服ですね。
藤本:そうしたらね、すごい喜んでくれて、びっくりされるんです。警察の人が来たのかと思われるみたいです。
市長:なるほど。そういった活動を年2回ほどずっと続けられているんですね。
高橋:あと定期的に、出初め式の時のお手伝いをしています。コロナ前まではその日は全員参加でリハーサルも参加していました。
市長:全員参加なんですね。
高橋:市の防災局の方からの要請で、ここ5年ぐらいは賞状を渡す2名だけリハーサルに来て、当日は全員参加でお願いしますと言われています。
市長:いつも出初式の時、女性班の方が受付されていますもんね。以前はそれが全員美郷の方しかいないということを知らなかったです。
高橋:そうなんですか。
市長:当時、私が県議会議員の時も出席させていただいていたんですが、女性団員の方がいるのはめずらしいなと思っていましたね。
高橋:最初は女性消防団って何をするんだろうって、みんな疑問があったと思うんですけどね。私の中でも5、6年ぐらいして、やっとこういうことするんやなって分かってきたんです。
市長:全国的にいえば普通の男性消防団と同じような活動をされてる地域もあるんですか?
高橋:平成23年に香川県高松市で第17回全国女性消防団員活性化香川大会があって参加させてもらった時に三好女性消防団の方がすごく若くて、何か違ったんです。服装も違うし女性やけど機能別じゃなくて、消防団だったと思います。
市長:いわゆる男性女性区別なく?
高橋:一応、女性消防団ということで、女性のみで編成されて詰所もあるみたいです。鳴門市や神山町は人数も多いのでいろんな訓練をされてるようです。
市長:実際に消火活動もするんですかね?
高橋:ホースを使った訓練は行っているみたいですが、おそらく、男性消防団がメインとなって、女性は後方支援をしてると思います。
市長:行方不明者の捜索活動とか?
高橋:山間部はキツいところとかもありますので、男性がメインになりますね。
市長:この機能別というのは、他の地域にもあるんですか?
高橋:機能別っていうのは、あんまり聞かないですね。
市長:機能別というのは活動を限定して、あくまで消防団の後方支援っていうのが役割ですよね。
高橋:そうです。最初は我々も敬礼の練習を山川の役場(山川地域総合センター)で何回もしました。
市長:消防団員と同じようにですよね。新入団員の方は礼式訓練を受けるようになっているので、おそらく発足当時ということあって、礼式訓練だったのかもしれませんね。
高橋:今着ている活動服は今年いただきました。
和泉:徳島での全国大会がコロナで2年伸びたんですが、昨年開催されてお手伝いに行ってきたんです。
市長:それに美郷の皆さん参加されたんですね。
高橋:当日はみんな制服で参加させてもらいました。私は、前の班長さんと前回の青森の全国大会に参加させていただいていたんですが、その時に、他の消防団はこういうことしているんやなとすごく関心しました。
市長:県外の大きいところの出初めに行くと、いろんなパフォーマンスがすごいですよね。徳島市も梯子のパフォーマンスを出初式の時にやってますよね。
高橋:徳島市内の消防団の方とか凄いですよね。
市長:三好市の方も樽回しとか放水とか。
和泉:お正月にニュースで見ますね。
市長:うちは数年前から公民館などのホールで粛々とやっています。
和泉:昔は美郷中学校の校庭で寒々と出初め式をしていたと主人が言っていました。

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