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うちこ往来

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愛媛県内子町

■職人のこだわりが詰まった2日間 五十崎で手づくり市を開催
手仕事の魅力を伝える「IKAZAKI(いかざき)クラフトフェア」(五十崎商工連盟匠会主催、成田幸子(さちこ)委員長)が8月27・28の両日、五十崎凧博物館で開かれました。町内外から18組が出店し、職人こだわりの木工品や和紙のアクセサリーなどが数多く並びました。天然石のブレスレット作りを体験した彦川愛結花(あゆか)さん(7)[松山市]は「かわいくできてうれしい」と満足そうでした。

■おじいちゃんおばあちゃんと堪能 採れたてのブドウ、一緒に食べようね
内子幼稚園のブドウ狩り体験が8月30日、(有)エコファームうちこで行われました。園児やその祖父母ら40人が参加し、シャインマスカットやピオーネを収穫しながら交流。採れたてのブドウを笑顔で頬張る園児たちを、保護者は優しい表情で見守っていました。西渕和美(かずみ)さん[富中]は「孫と外で一緒に食べるブドウは特別おいしい。成長も感じられて、夏のいい思い出になった」と笑顔でした。

■芝居小屋で振り返る地域の文化 愛大生が聞き取り調査を実施
小田地域の生活文化などを研究する愛媛大学社会共創学部・井口梓(あずさ)研究室が8月28日から4日間、かつて存在した芝居小屋の聞き取り調査をしました。当時を知る10人の思い出や記憶を、33枚の模造紙にまとめて小田自治センターで展示しています。調査に協力した成田忠史(ただし)さん(83)は「よくまとめられて感心。地域の歴史をつなぐ大切さを考える、いい機会になった」と話しました。

■いつか来る土砂災害に備えて――映像や模型で理解を深める学習会
愛媛県砂防課の出張防災学習会が9月7日、内子東自治センターで開かれ、石畳小学校の児童10人が参加しました。がけ崩れや地滑りが起きる仕組みや避難方法を模型で教わったり、土石流3Dシアターを体験したりして、土砂災害の怖さと日頃の備えの大切さを学びました。武藤春喜(はるき)さん(6年)は「自分が住む地域にも危険があると分かった。普段から気を付けたい」と話しました。

■地元出身の演歌歌手・三田杏華さんが講演「私が選んだ歌の道~ふるさとは花吹雪~」
児童生徒が地域の先輩たちに学ぶ「第4回おだのふれあい講演会」(小田小・中学校運営協議会主催)が9月19日、同校体育館で開かれました。講師の三田杏華(きょうか)さんは演歌や小田地域への思いを伝え、故郷を懐かしむ気持ちを歌った『ふるさとは花吹雪』など6曲を披露。「私は小田へ帰るたびに元気をもらう。皆さんも心のふるさとを胸に頑張って、未来に羽ばたいて」とエールを送りました。

■「この野菜、どうやって作っているの?」生産者とオンライン食育授業
小学生が農家の思いを聞く食育の授業が9月19日、内子小学校で行われました。(株)楽農研究所の菊地義一(よしかず)さんや愛媛県の協力で実施したもので、当日の給食に使われた「ツルムラサキ」の生産者と、同校の3年生がライブ配信で交流。児童らは食材の特徴や栽培方法などを熱心に学びました。菊地さんは「いろいろな食べ物のことを知って、食への関心を深めてほしい」と呼びかけました。

■山ならではの楽しみ方を提案 秋分の深山を遊ぶ「やまなみん」
小田深山で食や音楽を楽しむ催し「やまなみん」(同実行委員会主催、佐野晋平(しんぺい)代表)が9月22日から3日間、ソルファオダスキー場で開かれました。来場者は秋晴れの中、焼き菓子やパンの販売、E(イー)-バイクの試乗、小田分校吹奏楽部の演奏などを思い思いに満喫。佐野さんは「小田深山の楽しみ方はいろいろ。誰もが童心に帰って、のびのびと過ごせる場になれば」と語りました。

■戦後から続く俳人の集い 俳誌「せきれい」が節目の600号
せきれい俳句会が毎月発行する俳誌が創刊600号を迎え、記念大会が9月24日、内子自治センターで開かれました。同会の会員14人が集まり、昭和29年12月から続く過去の冊子を見ながら、俳句を教わった恩師との思い出などを振り返りました。5代目主幹の毛利喜子(のぶこ)さん[下立山]は「みんなで俳句を詠んだり喋ったりするのが生きがい。次は650号を目指したい」とほほ笑みました。

「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。

問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

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