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愛媛県内子町

■本との出合いを支える大野さんに公共図書館協議会の全国表彰
長年の図書館運営への功績が認められ、大野千代美(ちよみ)さん(73)[松尾]が「全国公共図書館協議会表彰」を受賞しました。
大野さんは平成17年に図書情報館長に就任し、赤ちゃんに本を送るブックスタート事業などを推進。退任後の20年4月からは町の図書館協議会委員を務めるなど、読書活動の支援に力を注いでいます。大野さんは「このような賞をいただき驚いている。読書は考える力や思いやりの心を育む種まきのようなもの。ぜひ図書館を活用して、本を楽しんで」と語りました。

■美化活動を続けて20年 二宮さんが「道路功労者表彰」受賞
(公社)日本道路協会の「道路功労者表彰」を二宮正一(まさかず)さん(82)[平野]が受賞し、表彰状が8月29日、南予地方局から伝達されました。
同賞は長年にわたる道路の美化活動をたたえて贈られます。二宮さんは平岡地区全域で道路のごみ拾いや草刈り、落ち葉拾いなどを20年以上続けてきました。表彰状を受け取った二宮さんは「散歩中に道端のごみや雑草が気になって、毎朝1時間ほど作業するようになった。きれいに保てるよう、ポイ捨てがなくなれば」とほほ笑みました。

■生徒らの「食」に新しい選択肢 希望する地元生にも給食提供を開始
内子高校小田分校で9月1日から、全校の希望者に学校給食の提供を開始しました。
同校は4年度から小田寮生を対象に給食を提供しており、今回は地元の生徒や保護者の要望で対象者を拡大。現在、寮生以外の13人を含む49人が給食を利用しています。地元出身の福岡天翔(やまと)さんは給食を希望した理由を「弁当を作ってくれる母の負担を少しでも減らせるし、寮の友達とも一緒に食べられるのがいい」と笑顔で話します。
白方良憲(よしのり)分校長は「従来通りの弁当も、栄養バランスの取れた給食も選べる。成長期の生徒たちにとって大切な昼食の選択肢が増えたことは、高校の魅力化につながる」と期待を寄せていました。

■元・箱根駅伝ランナーの岩原さんが楽しく、無理なく走るコツを伝授
走り方の基本を学ぶランニング教室が9月24日、共生館などで開かれ、38人が参加しました。
講師は箱根駅伝で優勝経験がある、神奈川大学職員の岩原正樹(まさき)さん。準備運動の仕方や走るときの目線、腕の振り方などのポイントを伝えながら「歩く延長で走るように、なるべくシンプルに考えて」とアドバイスしました。指導を受けた参加者は、自分のフォームとの違いを確かめながら小田川河川敷を走り、心地よい汗を流しました。
大西蒼維(あおい)さん(内子小6年)は「腕を後ろに振ることや、しんどくなったら深呼吸をすることなど、たくさん学べた。マラソン大会に向けて意識して練習したい」と充実した表情で話しました。

■笑って学んで、心も体も健やかに 町民が「健康」を考える一日
町民一人一人が心身の健康保持を考える「健康まつり2023」が9月2日、共生館で開かれ、163人が参加しました。
まず日頃から健康づくりに努める人を顕彰する、高池健康づくり優良者の表彰式が行われ、大本健(たけし)さん(91)ら8人に表彰状が贈られました。
記念講演ではシンガーソングライターの松本隆博(たかひろ)さんが登壇。弟のダウンタウン・松本人志(ひとし)さんら家族とのエピソードを紹介し、母との絆を歌った曲『親友』などを熱唱。「うれしいことがあると心は優しさの水で満たされる。もしこぼれたら、また新しい水を入れよう」と、来場者に優しく語りかけました。
会場では筋肉量測定コーナーや、町内福祉施設によるバザーなどもあり、参加者は楽しみながら健康づくりの大切さを学びました。

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