内子町の人☆キラリ

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■磨き続けた心と音色、四国で金の輝き
内子中学校吹奏楽部

内子中学校吹奏楽部は8月19日、香川県で開かれた「第71回全日本吹奏楽コンクール四国支部大会」に出場し、中学校B部門(演奏者20人以内)で金賞に輝きました。この功績は同校初の快挙です。
演奏した曲は、「喜歌劇『スペードの女王』序曲」。講評では表現豊かで美しい音色と、高い評価を受けました。副部長の菊池ゆんなさんが「ようやく立てた念願の舞台。プレッシャーを乗り越えられたのは、今まで支えてくれた人たちがいたから。結果で恩返しできてうれしい」と話すと、部長の小野植理紗(りさ)さんは「今までで最高のハーモニーを奏でられた。感じたのは音楽の楽しさ、みんなと演奏できる幸せ。やり切った」と晴れ晴れとした表情を見せます。
この3年間で「人として成長できた」と振り返る二人。同部では一音一音に表れる「心」を磨くために、日頃からあいさつや礼儀、思いやりの心を大切にしてきました。小野植さんは「先輩から代々続く思いは、後輩たちにも伝わっている。これからもすてきな演奏を届けてほしい」と笑顔で話しました。