ー特集ー内子の子育て どうなってるの?(3)

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■悩みも喜びも分かち合う　内子の子育て支援
子育て支援に大切なこと。それは就労する女性や核家族が増える中、仕事と家事・育児を両立しながら心身ともに健康に生活できること。そして子どもの成長を一緒に喜んでくれる誰かがいることです。内子町は子育ての悩みも喜びも分かち合えるような町を目指します――

◆Interview　こども支援課長　山本　勝利(かつとし)さん
◇子育てしやすい、親子の笑顔があふれる町を目指して
「内子なら子育てしやすい」と言ってもらえるように、子育ての環境を整えるのが私たちの仕事です。それを実現するためには、物心両面で進めていくことが大事。給付だけでなく、保護者に寄り添って相談を聞く場や支援策をつくって、要望に応えられたらと考えています。4月からは児童クラブを2カ所増やして待機児童を解消し、新川児童公園など老朽化が進む施設を更新していきます。また子育て支援センターでは月1回、土日・祝日に開館する取り組みを始める予定です。これまで来られなかった人の利用機会が増えることを期待しています。育児の相談や意見を聞ける場を増やすことで、安心にもつなげたいです。
私は母を早くに亡くしたけれど、父の姉が祖母代わりになって私の子どもを大事にしてくれました。田舎だから、時代だからという理由もありますが、本当にありがたい支えでした。先日、町外から移り住んだ人が「親に頼れなくて心配だったけれど、内子は手厚い支援があって助かる」と喜ぶ声を聞いて、昔のようなつながりの大切さを再認識したところです。
4年度、内子町で生まれた子どもは45人で、前年の6割程度と激減でした。コロナ禍で結婚者数が減ったことなどが原因ですが、町の大きな課題です。今生まれている子どもたちが笑顔で暮らせることが、課題解決の一つの道と考えます。今年度は子育て世帯にアンケート調査をする予定なので、ぜひ皆さんの声をお聞かせください。

◆内子の子育て支援について、もっと知りたい人にはこんな冊子もあります
◇内子町安心子育てガイドブック
特集内で紹介しきれなかった内子町の子育て支援がぎゅっと詰まっています。子育て中の人はもちろん、それ以外の人にも一度は見てほしいガイドブックです。子育てに困ったときは、この冊子を開いてみてください。

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◇内子町子ども・子育て支援事業計画
内子町では「内子町子ども・子育て支援事業計画」を策定し、さまざまな子育て支援に取り組んでいます。ニーズ調査の結果など、まちの子育て環境の状況などが分かります。5年度からは第3期計画の策定に取りかかる予定です。

ID：0130730

ID…内子町のホームページのID検索に数字を入力してください。

正解のない子育てだから、心配や悩み、喜びもいろいろ。
本当に大切な支援は、そんな思いに共感できることです。
不安な気持ちに寄り添いながら、相談し合いながら、一緒に子どもたちの未来へ向かう。
そんな伴走者のような町になって子どもとパパママの笑顔を見守りたい――