国際交流員 ジェニファー・ナーゲンラウフト
■初めての駅伝
私は1月に行われた「内子町駅伝競走大会」に国際交流協会チームで参加しました。マラソンやリレー競争はドイツにもありますが、駅伝は日本独自のものなので初めての経験です。
「新しいことに挑戦したい」と参加を決めたものの、1月に走ると聞いてびっくり。「とても寒いのになぜ?」と理由を聞くと、長距離を走るので暑い時期より冬場の方が適していて、練習しやすい時期だからと教えてくれました。冬は日本のランニングシーズンなのですね。私たちも3回の合同練習と自主練習を重ねて挑みました。メンバーと一緒にトレーニングをしたり、タイムを計り合ったりするのは、とても楽しかったです。走るのが苦手で不安な気持ちもありましたが、仲間のサポートが私に自信をくれました。
当日の雰囲気は最高でした。最初降っていた雨も止み、走るには絶好の天気に。老若男女問わず、参加者の皆さんはやる気満々です。国際交流協会チームも負けずに全力で走り、私も無事にたすきをつなぐことができました。うれしかったのは、沿道から聞こえる地域の人たちの声援です。応援が励みになり楽しく走れました。完走した後は達成感があり、誇らしかったです。
駅伝は、走るときは一人だけど、みんなでたすきをつなぐ一体感があるので好きになりました。また来年も参加します。
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