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■外国語指導助手　ディロン・バーンズ　Dillon Barnes
◇アメリカと日本の卒業式の違い
3月17日、内子中学校の卒業式に出席しました。私の母国のアメリカとは違う、日本ならではの光景をたくさん目にしました。向こうでは高校まで卒業式がないので、私の高校の卒業式と比べて感じたこと紹介します。
どちらの国も校長先生から卒業証書を受け取るのは同じです。違うのはおじぎをするのではなく、握手をするところです。席の並び順や名前の呼び方にも違いがありました。生徒は男女に分かれ、出席番号順に名前を呼ばれますが、アメリカでは男女混合で、下の名前のアルファベット順に呼ばれます。
最も違いを感じたのは、日本の卒業式は全てのことが定式化されていて、とても静粛な中で行われるということです。生徒は手の動かし方や歩き方、方向転換の場所まで皆同じ動きをしています。母国ではそういった細かな動きの決まりはないので、生徒たちの統一された動きを見るのは興味深いものでした。
学校を去る生徒たちが友達との別れを惜しむ姿には、目頭が熱くなりました。アメリカの卒業生たちは、高校生活が終わることを喜び、大学生活を待ち望んでいるので、とてもハッピーな雰囲気。どちらの卒業式もとても感動的です。卒業生の皆さん、これからの高校生活を楽しんでくださいね。
来年は1年生の頃から英語を教えてきた子たちが卒業するので、また出席したいです。