■ホタル舞う清流はふるさとの原風景
6月下旬、水車小屋のある「石畳清流園」でゲンジボタルを撮影しました。
今年は町内各地で例年よりも少し早くゲンジボタルが飛び始めたようです。午後8時を過ぎて辺りが暗くなると、黄緑色の光がゆっくりと明滅しながら飛び交う幻想的な光景を見ることができます。
石畳地区では農村風景を守る取り組み「村並み保存運動」を続けています。住民が復元した水車小屋が活動の原点です。きれいな川の環境を守るのも活動の一つです。河川清掃やホタルの飛来数の調査などを行い、清流にホタルが舞う田舎の原風景を見守り続けています。
ホタルは気温が低い日や風が強い日は飛来数が少なくなるので、いつでも見られるわけではありません。限られた時間だけ楽しめる美しい光景は、内子の豊かな自然の素晴らしさを、改めて私たちに教えてくれます。
撮影場所:石畳清流園
写真:数秒間撮影した写真を40枚重ねたもの
※作品の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>