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NEWS and NEWS まちのニュース特別編 Close-Upそれぞれの夢舞台(2)

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愛媛県内子町

■心身ともに成長させてくれる
中川豊大(とよはる)さん(松山工業高2年)[宿茂]

9つ上の兄の影響で少林寺拳法を高校から始めました。蹴りや突きなどの型の美しさや正確さを競うものです。全国大会には6人で行う団体演武で出場しました。個人技の単独演武と、1対1で寸止めで技を出し合う組み演武を、息を合わせて披露します。目標の予選突破を果たせなかったので、11月にある県の選抜大会で優勝して、次こそ全国大会の決勝ラウンドに進みたいです。
少林寺拳法をやっていてよかったのは、身体面でも精神面でも成長できたこと。段位が上の先生や全国の選手は動作のキレがすごくて、自分と同じ技なのにすごく迫力や深みがあり、見ていて言葉を失うほどです。自分ももっとうまくなりたくて、心身ともに上を目指して取り組んでいます。練習は基本的な動作の繰り返しです。技にスピードを出すために何度も練習して磨きをかけないといけません。新しい技も覚え、地道に努力してレベルアップしていきたいです。

■悲願の全国初勝利を目指して
柴田祐輝(ゆうき)さん(伊予高3年)[上立山]

昨年のインターハイで初めて全国出場しましたが、最終クォーターで失点する悔しい負けでした。今年は1回戦でなんと昨年と同じ相手との対戦。「今度は絶対に負けない」と臨みましたが、リベンジは果たせませんでした。それでもチームの目標である丁寧にパスをつなぐことと、最後までボールを追って走り切ること、その姿勢は今までで一番だったと思います。結果は残念でしたが、自分の力を出し切れたので後悔はありません。
ポジションは右サイドバックで、攻撃も守備もする運動量の多いところです。練習でもシャトルランや坂道ダッシュで体力をつけることを意識してきました。サッカーよりも展開が早く、最後まで勝敗が入れ替わるのがホッケーの面白さです。まだ全国大会で勝利したことがないので、四国大会を勝ち抜いて12月の選手権大会で1勝するのが目標です。

■レギュラーとして大舞台に立ちたい
大木沙彩(さあや)さん(済美高2年)[石畳7]

守備が得意でポジションはサードです。普段からキャッチャーのサインやバッターを見ながら守備位置を変えるなど、普段先生に教わったことを意識しながら取り組んでいます。試合には6回裏、2アウト満塁のピンチの場面で守備から途中出場しました。絶対に点を取られてはいけない場面でしたが、思ったほど緊張はしませんでした。待ちわびた出番が来たことがうれしくて、とにかく精一杯プレーすることを考えていました。
相手は18歳以下の日本代表選手もいるチーム。それでも勝てないとは思いませんでした。試合にあまり出られなかったので、私としては負けた悔しさをそこまで感じられていません。今後はサードのレギュラーになってもっと試合に出場したいです。チーム内の同じポジションの人には絶対に負けられません。監督からは「静かなサードはいらない」と言われているので、大きな声を出してチームを盛り上げて、勝利に導きたいです。

■私を成長させてくれた3年間
大木心琴(こと)さん(済美高3年)[石畳7]

1年生の時に初めて全国大会でベンチ入りしました。その時は出場機会がなく、今回初めて全国のグラウンドに立ちました。初戦の相手は春の選抜大会の優勝チームです。私たちはピッチャーを中心に粘り強く守り、得意のバッティングで打ち勝ってきたチームで、強豪相手にも全然負けていないと感じました。いい当たりが相手の正面を突くなど、なかなか点を奪えず、結局勝てなかったけれど、私たちらしい粘りを見せられたと思います。相手からは「今まで対戦した中で一番しんどい相手だった」と言われていたそうです。
高校では自由参加の朝練を3年間、毎日続けました。素振りを始めるといつまでも集中して続けてしまいます。練習を続けてきたことが本番でうまくできたり、試合で結果を出せたりした時が一番うれしいです。やると決めたことを最後まで続けられたのは自分自身、成長できた部分だと思います。ソフトボールを続けてきてよかったです。

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