■ご来光に心も晴れ晴れと、温かに――立石地区で「初日を愛でる会」
新春恒例の「初日を愛でる会」(立石を愛でる会主催)が1月1日、立石地区尾首で開かれました。空を覆う雲が晴れて光が差し込むと、拍手と歓声が上がり、訪れた約40人は手を合わせて新年の訪れを祝いました。会場では獅子舞の披露やぜんざいなどのおもてなしも。山口広隆(ひろたか)さん[大洲市]は「こんなにきれいな日の出は初めて。いい一年のスタートが切れた」と笑顔でした。
■サイコロを振って、凧博物館を探検しよう リアルすごろく大会で正月の運試し
「第3回大凧合戦リアルすごろく大会」(五十崎自治センター主催)が1月3日、五十崎凧博物館で開かれました。親子連れなど約120人が、管内に並んだマスをサイコロの目の数だけ進み、「凧」「糸」「ガガリ」など大凧合戦にまつわるカードを集めながらゴールを目指しました。八幡侑(ゆう)さん[松前町]は「カードをたくさん集められて、楽しいお正月の思い出ができた」とうれしそうでした。
■小田深山で小学生のスキー教室を開催 みんなと、雪とともだちになろう
スキー教室「雪はともだち in ソルファ」が1月5日、ソルファオダスキーゲレンデで開かれました。町内で雪遊びと豊かな自然を楽しんでもらおうと、ふるさと教育の一環で小田・大瀬両自治センターが実施。参加した管内の小学生11人は、基本の滑り方やリフトの乗り方などを教わると、すぐに慣れた様子で友達とスキーやスノーボードで滑り、雪山を元気いっぱいに楽しんでいました。
■「春の七草、もう全部覚えたよ」子どもと高齢者と地域のふれあい事業
地域の食文化を伝える「春の七草探し」(内子児童館、内子自治センター共催)が1月6日に開かれました。参加した子どもたちは、講師の芳我トシエさんや老人会の皆さんに教わりながら、沖田の田んぼで七草探しに挑戦。最後は内子児童館で七草がゆを味わいました。芳我さんは「ハコベラやホトケノザが昔より減ってきている。こうした機会に日本の風習を知ってほしい」とほほ笑みました。
※「芳我」の「芳」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
■良い年であるようにと願いを込めて 新年に地域で集う「どんど焼き」
正月飾りなどを燃やして一年の健康を祈る「どんど焼き」が町内各地で行われました。上川地区では1月14日、太森神社の境内で実施。参加者は炎を囲んで談笑し、新年の無病息災を願いました。神社総代の西森登(のぼる)さんは「年の初めに集まって顔を合わせられるのはうれしい。地区には高齢の人も多いので、飾りを代わりに集めるなど、地域で協力して続けていきたい」と話しました。
■荷台から商品と笑顔があふれる日曜市「立川軽トラ市」が節目の10周年
毎月第2日曜日開催の立川軽トラ市が1月14日、10周年を迎えました。当日は野菜や加工品、猪肉のおでんなど11ブースが出店。記念のプレゼントも用意され、約100人の来場者でにぎわいました。立ち上げメンバーの一人・成川幸三(こうぞう)さん[川中2]は「支えてくれた皆さんのおかげ。今後もお客さんとのつながりを大切に、地域の魅力を届けていきたい」と感謝と喜びを語りました。
■脱炭素につながる、新しい豊かな暮らしへ 里山を舞台にアイデア探しツアー
愛媛県地球温暖化防止活動推進センター主催の「脱炭素につながる里山再生アイデア探しツアー」が1月16・17の両日、町内で開かれました。農山村から持続可能な暮らしのヒントを探そうと、内子龍王バイオマス発電所や大瀬地区の獣害対策現場、石畳地区の里山などを視察。参加した里見滉介(こうすけ)さん[福島県]は「現地で学ぶと自分事になる。地元でもきっかけづくりをしたい」と語りました。
■県市町広報コンクール・広報紙町部で特選『広報うちこ』が12年連続で全国大会へ
令和5年愛媛県市町広報コンクールが1月17日に開かれ、『広報うちこ』が広報紙町部で特選、一枚写真・組み写真の各部で入選を受賞しました。特選の7月号では内子高校小田分校を特集。講評で「学校や生徒を大切にする住民の思いがにじみ出ている」「表情が生き生きとして明るい」と評価されました。広報紙ではこれからも主役である町の皆さんの輝きと笑顔をお届けします。
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