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自治体の皆さまへ

「公民館組織と自治会の一元化」と「公民館のコミュニティセンター化」を計画しています

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愛媛県大洲市

■地域自治組織の在り方
人口減少や少子高齢化の進展をはじめ、地域行事などの参加者減少や固定化、役員のなり手・担い手不足、更には情報化社会による若者の自治会離れなど、地域を取り巻く環境が大きく変化しています。
このような地域が抱える課題を解消していくためには、人づくりや地域づくりなど、共通の目標・目的を持つ組織の見直しや将来を見据えた在り方を検討してきました。その結果を「公民館組織と自治会の一元化」と「公民館のコミュニティセンター化」を進め、住み良い地域社会の実現につながる「地域自治組織の再編方針(案)」としてとりまとめました。

■目指すべき将来像
~心豊かに暮らし続けることができる住み良い地域社会の実現~
○住民が主役となる地域
○みんなが支えあい活気あふれる地域
○特性を活かした持続可能な地域

●コミュニティセンター
◇自治会の活動拠点施設
・身近な課題が解決できる場所
・いつでも利用できる場所
・自主財源を生み出す場所
・地域に潜在する人材を発掘する場所
・誰もが気軽に集い、学ぶことができる場所
・多世代が交流できる場所
・次世代を担う人材を育成する場所
・互いに支え合い・助け合いができる場所

●コミュニティセンター
◇活動拠点での自治会活動
〇地域づくり
・ミニスーパー(移動販売)
・ふるさとまつり
・球技大会 など

〇地域福祉
・健康ウォークラリー大会
・高齢者見守り
・敬老会 など

〇生涯学習
・住民ニーズに応じた地域づくり等に繋がる学級講座への転換
公民館組織が担っている「生涯学習」は、自治会との一元化により、自治会の業務として、地域づくりと一体的に取り組むことになります。

〇防災・防犯
・防災訓練、研修
・子どもたちの見守り
・災害避難カード作成 など

〇貸館・維持管理

〇証明書等発行サービス
連絡所での発行業務は、コンビニ交付の運用開始により廃止し、それに代わる方法として、センターでの申請(即日交付不可)や職員による宅配サービスなど
新たなサービスを検討します。

●コミュニティセンターとは
幅広い世代を対象とした公民館事業に加え、多様化する課題・ニーズに対応した地域づくりを一体的に行うことができる活動拠点施設です。これまでできなかった収益活動も含め、実情に応じて柔軟で自由度の高い活動を行うことができるようになります。

●これまでどおり会議室の使用はできるのか
これまでどおりの活動ができるように、地域や社会教育団体などは、一般より早く会議室の予約ができる仕組とします。また、地域活動や社会教育活動などについて、会議室の使用料はこれまでどおり免除となります。

■地域課題解決のために
今回計画している「地域自治組織の再編」は、それぞれの地域が抱えるさまざまな課題を解消するため、活動しやすい体制や施設の整備を進めるもので、これまでの取組などは継続して実施できます。
この「再編」を機に、地域の実情やニーズに応じた取組などについて、みなさんで話し合ってみましょう。

問い合わせ先:復興支援課地域自治推進係
【電話】0893-57-9989

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