令和5年度大洲市の当初予算と重点事業

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～誰もが幸せを実感できる「Well-being(ウェルビーイング)なまち」を目指します～

令和5年度の当初予算は、一般会計で298億7千万円となり、平成17年の市町村合併以降では、令和2年度(302億7千万円)に次いで2番目の予算規模となりました。全会計を合わせた予算総額は、499億2,892万6千円(過去4番目)です。
SDGsを推進し、市民が健康で心豊かに将来世代も安心して暮らすことができ、誰もが幸せを実感できる「Well-beingなまち」を目指す取組を加速させ、デジタル技術も活用して地域課題の解決に取り組んでいくための予算を編成しました。

歳入のうち
自主財源：92億1,806万円(30.9%)
依存財源：206億5,194万円(69.1%)

■令和5年度の重点事業(4事業)
(1)【DX】デジタル化・業務改革
市内全域に整備した高速情報通信基盤やデジタル技術も活用して、市民生活の利便性向上、産業の活性化、業務改革による行政の効率化を図り、デジタルトランスフォーメーションを推進します。

(2)【健康】健康づくり・健康寿命の延伸
地域医療・健康診査体制の充実を図り、地域の食文化に根差した食育や、スポーツや文化活動の普及促進、生きがいの創出など、生涯にわたって健康な生活を営める環境を整えていきます。

(3)【少子化】少子化対策・子育て支援
保育や子育てサービスの充実、認定こども園や教育環境の整備、高校生世代までの子ども医療費無償化など、子育て世代が暮らしやすい環境づくりに取り組みます。

(4)【肱川】治水対策と肱川を活用したまちづくり
安全で安心して住み続けられる地域となるよう流域治水・内水対策に取り組みながら、肱川の美しい自然や景観を生かした公園整備など「肱川を活用したまちづくり」を進めます。

【DX】デジタル化・業務改革【3億4,505万円】
(ポイント)
〇コンビニでも住民票などが取得できます。
〇スマホで手続きできる「手のひら市役所」を目指します。
〇サテライトオフィス・コワーキングスペースの拠点施設(旧伊予銀行大洲本町支店)を整備します。
・官民共創推進拠点施設整備事業…1億3,879万円
・情報通信環境整備事業(小・中学校)…5,945万円
・DX推進事業…3,213万円
・スマート農業推進モデル事業…500万円

【健康】健康づくり・健康寿命の延伸【7,798万円】
(ポイント)
〇特定健康診査の個人負担を無償化して、がん検診の個人負担を500円に引き下げます(肺がんCTを除く)。
〇「ねんりんピック愛顔のえひめ2023(10月28日～31日)」のソフトテニス交流大会を大洲市で開催します。
・晴海ふれあいパークテニスコート改修事業…2,775万円
・ねんりんピック推進事業…2,263万円
・健康増進事業(拡充分)…1,129万円
・食育推進事業(食育講演会・料理教室など開催)…400万円

【少子化】少子化対策・子育て支援【2億3,999万円】
(ポイント)
〇子ども医療費を高校生世代まで無償化します。
〇三善・八多喜地区と徳森に認定こども園を整備します。
〇市産材を活用した机椅子の整備で学習環境改善と木育を推進します。
・認定こども園施設整備事業…1億3,342万円
・出産・子育て応援交付金事業…2,484万円
・児童生徒用木製机椅子整備事業…2,430万円
・子ども医療費無償化事業(拡充分)…2,300万円

【肱川】治水対策と肱川を活用したまちづくり【1億6,573万円】
(ポイント)
〇肱川眺望広場や肱川橋上流左岸フットパス照明設置事業緑地公園整備、肱川かわまちづくりを推進します。
〇内水被害を軽減させる内水対策事業を進めていきます。
〇水田貯留(田んぼダム)の実証実験を行います。
・まちづくり推進事業(新規・拡充分)…1億78万円
・肱川減災対策事業(新規・拡充分)…1,472万円
・肱川お舟めぐり実証実験事業…445万円
・流域治水対策推進事業…214万円

■会計別の予算額

問い合わせ先：財政契約課財政係
【電話】0893-24-1721