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愛媛県大洲市

■大洲市が世界1位を獲得
昨年9月、大洲市の歴史的資源を活用した観光まちづくりの取り組みが、オランダの国際認証団体であるグリーンディスティネーションズによって「2022年世界の持続可能な観光地TOP100」に選定されました。
そして、選定された持続可能な観光地の事例を6部門に分類し、部門ごとに最も優れている事例を表彰する「グリーンディスティネーションズストーリーアワードITBベルリン」において、大洲市が「文化・伝統保全」部門の世界1位を受賞しました。当表彰式が、3月8日(水)にドイツ・ベルリンで開催され、大洲市の地域DMO(観光地域づくり法人)として申請主体を担った一般社団法人キタ・マネジメントが参加しました。
肱南地区では、歴史的建造物である古民家などの空き家の増加や取り壊しによる町並みの喪失が問題となっていました。大洲市では、こうした地域の課題解決のため、キタ・マネジメントを立ち上げ、宿泊事業者や金融機関などと連携を図りながら、往時の雰囲気を残した改修を行い、町並みを保全しています。さらに、改修した古民家をホテルや店舗として活用することで観光客を呼び込み、地域経済も活性化させる持続可能な観光まちづくりを行っています。
今回のアワードでは、このような持続可能な観光まちづくりの取り組みが、世界的に評価され、日本で初めて世界1位を獲得しました。これまでの同アワードにおける国内の最高順位は、別部門で岩手県釡石市が受賞した3位でした。
また、4月4日(火)には市長とキタ・マネジメントが県庁を訪問し、中村時広(ときひろ)知事に受賞を報告しました。知事からは「今あるものを活用して成功するモデルケースとなってくれた」と取り組みを評価されました。

◇大洲市が「地域の文化を未来へとつなぐ」を基本理念として、官民連携で進めている「歴史的資源を活用した観光まちづくり」の取り組みが、世界の持続可能な観光地2022TOP100選出に続き、今般「グリーンディスティネーションズストーリーアワード」の「文化・伝統保全部門」で世界1位を受賞できたことを大変光栄に思います。ご支援・ご協力いただいた関係機関、スタッフの皆様、そして温かいご理解とご支援をいただいた市民の皆様に心から感謝とお礼を申し上げます。これからも大洲市の豊かな自然や文化、歴史的風土を大切に守りながら「住んでよし」「訪れてよし」「働いてよし」の観光まちづくりを進めます。

大洲市長
二宮隆久(たかひさ)

■樫谷の棚田さんかん日
樫谷地区では棚田の景観を守っていこうと樫谷棚田保存会が「オーナー制度」を採り入れていて、オーナー希望者向けの「棚田さんかん日」が3月25日(土)から27日(月)の3日間で開催されました。
会場では来場者に棚田米で作ったおにぎりや豚汁などが振る舞われ、来場者の一人は「子や孫と一緒に季節の移り変わりを感じながらいろいろな作業を楽しみたい」と話していました。

■表彰おめでとうございます
大洲市スポーツ推進委員の谷本俊一(しゅんいち)さんに「文部科学大臣表彰」が贈られたことに伴い、3月28日(火)に市役所で表彰式を行いました。
谷本さんは昭和49年度から現在までスポーツ推進委員として大洲市のスポーツ発展のための活動に従事し、その長年にわたる功績が認められ、今回の表彰となりました。令和4年度の表彰者は全国で84人、愛媛では谷本さんが唯一の表彰者となります。

■市内の雇用拡大に向けて
地域で働くことができる環境を創りだし、「住み続けたいまちづくり」を目指していくことを目的として大洲市と愛媛労働局(瀧原章夫(あきお)局長)の大洲市雇用対策協定締結式を3月29日(水)に市役所で行いました。少子高齢化や若者の市外流出による労働力人口の減少や人手不足分野の人材確保など雇用に関するさまざまな課題の解決を図るため、大洲市と愛媛労働局の雇用対策を一体となって進めて行きます。

■上須戒さくらまつり
4月2日(日)、4年ぶりの上須戒さくらまつりが明玄(めいげん)ふれあい広場(旧大洲少年自然の家)で開催されました。19回目となる今回は、地元の人たちによる杵つき餅やちらし寿司などのバザーで来場客をもてなしたほか、よさこい演舞やスコップ三味線などのイベントが開かれました。
会場やその付近では約300本の桜が満開を迎え、多くの人で賑わいました。

■地域活性化起業人が着任しました
4月3日(月)、総務省が推進する「地域活性化起業人(企業人材派遣制度)」の活用により、バリューマネージメント株式会社から横山真美子(まみこ)さんが地域活性化起業人として大洲市に着任しました。
横山さんは着任前は人材開発などを担当。今後は専門知識や業務経験を生かしながら観光まちづくり課の一員として、持続可能な観光まちづくり推進計画の策定などに携わっていきます。

■ありがとうユリエナ、こんにちはダニエル
契約期間が終了したALT(外国語指導助手)のMosquera Yuliena(モスケラ・ユリエナさん)と新しく着任するIbarra Eugenio Daniel(イバーラ・エウジェニオ・ダニエルさん)の2人が4月14日(金)に市役所を訪れました。ユリエナさんは喜多小学校をベース校として肱東中学校や肱川中学校も担当。「大洲はとても明るい子が多く楽しく過ごせた。ありがとう」と1年間の感想を語ってくれました。

■ようこそ消防団へ
令和5年度の消防団入団式が4月13日(木)に市役所大ホールで開催されました。今回、新たに消防団の仲間入りをするのは男性12人、女性2人の14人。
長浜分団第4部に入団する仲岡エリさんは「災害の際に物資の仕分けなどでは女性の目線が必要だという話を聞き、知人の勧めもあって入団した。新しい制服に袖を通して緊張しているが女性ならではの視点を生かして頑張りたい」と抱負を語ってくれました。
また、大洲市消防団は団員の確保に積極的に取り組んでいることが評価され、3月に総務大臣から感謝状が贈呈されています。

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