長浜高等学校
長浜高校の重松そらです。10月8日(日)に行われた「LOCALFISH CANグランプリ」全国大会に、2年生の北田さん、1年生の辻さんと「挑戦」してきました。というのも、私はこの大会に参加するのは3回目で、一昨年はハモ、昨年と今年は「ブリの中落ち」をテーマに缶詰製作を行っています。
愛媛県ではブリの生産が盛んです。ブリを加工する際に身の部分は出荷しますが、中骨を含む骨の多い部位である中落ちは、食用としては利用されていません。これを缶詰にすることで、骨ごと簡単に、おいしく活用できると考えました。昨年は中骨が硬いと指摘を受けたので、今年は中骨を軟らかくするのを目標に酢を加えるなど、試行錯誤を行いました。
完成した缶詰は審査員のみなさんに好評で「骨が軟らかく感動」と言ってもらえました。結果は念願の最優秀賞です。中落ちを提供してくださっている株式会社ヨンキュウ、缶詰会社の株式会社コバヤのみなさんの遊び心、情熱に触れながら、共に作ったこの缶詰。これからも一般販売に向けて改良を続けていきます。
次回は帝京第五高等学校からです。
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