にいはま市議会だよりvol.110(3)

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■常任委員会審査内容
3つの常任委員会において、付託された議案などの審査を行いました。主な審査内容は次の通りです。

◆工事請負契約の変更について
問：物価上昇による増額分をどのように精査しましたか?
答：実施設計において詳細価格の計上を行ったものについて、公共の刊行物や市場の単価、メーカー見積もりなどを用いて精査しました。なお、物価スライドの影響は、本市だけではなく、全国同様となっています。

◆新居浜市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
問：送迎用自動車内での乳幼児の見落としを防止する装置はいつごろ設置される予定ですか?
答：設置は事業所ごとの対応となりますが、経過措置の期限である令和6年3月31日までに設置される予定です。

◆新居浜市中小企業振興条例の一部を改正する条例の制定について
問：外国人の人材活用について、雇用期間や日本語学習支援に関する決まりはありますか?
答：雇用期間の確認を補助要件に設ける予定はありませんが、日本語学習支援についてはヒアリングを行い、申請時に確認する要件を今後整備していきたいと考えています。

◆新居浜市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について
問：補助制度の県内での優位性は確保されていますか?
答：改正後においても県内、四国内で一定の優位性を確保しています。

◆令和4年度新居浜市一般会計補正予算(第8号)
▽救急医療体制整備費
5千667万3千円
問：急患センターの患者が減っているのに、補助金の給付額が増えるのはなぜですか?
答：急患センターへの補助は、運営に関する赤字を補填する性質のものです。コロナの影響で受診控えなどがあったことにより、診療収入が減少しましたが、報酬や維持管理経費などの固定費は発生するため、赤字が増え、補助金給付額を増額することになりました。

▽環境保全基金積立金
200万円
問：積立金の残高はどの程度で、どういった内容に使用するのですか?
答：積立金残高は令和5年3月末の見込み額で約6千900万円です。基金の使途については、環境保全全般の事業で、地球高温化対策地域協議会運営費、ZEHや蓄電池補助事業、学校環境教育支援活動事業などに使用しています。今回の寄付金については、寄付者からの意向に沿ってごみ問題に使用する予定です。

▽中小企業振興対策費
9千720万8千円
問：生産性向上機器導入事業は何件の申請を見込んでいますか?
答：24件の申請を見込んでいます。

▽消防水利整備事業
805万円
問：本市の消火栓などの数は十分ありますか?
答：消火栓や防火水槽、井戸などの消防水利については、市内全域で充足しています。

▽こども夢未来基金積立金
100万円
問：基金の積立金残高は幾らですか?
答：令和4年5月末で4千803万2千517円です。