新居浜市医師会提供
■40歳過ぎたら、眼底検査を受けるのだ!
「大人のみなさん、普段から目の健康、気にしてますか?視力検査だけじゃわからない目の病気はたくさんあるのだ!大丈夫だと思ってても、目の病気は進行するまで自覚症状がないことが多いのだ!ガーン!!だから、40歳を過ぎたら定期的に眼底検査を受けるのだ!」
バカボンのパパが出演しているテレビCMの一節です。網膜(目の奥にありカメラでいうフィルムに当たる部分)を見る検査のことを眼底検査と言います。
最近の日本での失明原因は、1位が緑内障、2位が網膜色素変性症、3位が糖尿病網膜症、4位が加齢黄斑変性症です。全ての病気が眼底検査で発見できます。
2位の網膜色素変性症は、遺伝的要素の大きな病気で、現時点で有効な治療方法は無いのですが、それ以外の病気には治療法があります。
見えにくいなどの自覚症状が出てから治療を開始しても、回復できない可能性が高くなります。
症状が出ていない初期段階で病気を発見して、治療を開始すれば、良く見えている状態を維持できます。
「これからも、楽しい世界を見続けるのだ!」
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